「single-blog.php」* 有料カテゴリ:「今日の迷信・余言・禁言」は月額1,200円で読むことが出来ます。// ざっくりとは終了 // Header画像を変更する事

今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


ソウル市の30代男性未婚率「68.3%」という衝撃


もはや「そういう時代になったか」というのが、正直な感想だ。どこの国でも“未婚・少子化”は現代の“大いなる問題”だが、中でも韓国の比率が群を抜いている。同じ韓国でも全国平均で“30代の未婚率”は51.3%で、ソウル市に比べるとまだ大丈夫な気はするが、それでも「二人に一人は未婚」というのは、どう考えたって異様な数値ではある。「日本」の場合にはどうかと言えば、30代前半の男性で47.3%、女性で34.5%だが、30代後半の男性では35.6%、女性で23.1%と、かなり数値が落ちてくる。つまり、日本人の場合は“未婚率”自体は増えて来てはいるのだが、韓国ほど極端ではない。私が思うに、韓国人は“競争意識”や“ライバル意識”が強い国民性を持っていて、より都会での方がそういう面が強いよう感じられる。その結果として、或る程度の“条件”を備えた者しか、結婚の対象として視ないような“悪い風潮”が出来上がりつつあるような気がしてならない。それに比べると日本人は、それほど“競争意識”や“ライバル意識”は強くないので「人は人、自分は自分」として、どのような環境下でも相手を択べる“人間としての自然さ”を失っていないような気がする。韓国のドラマなどを観ても思うことだが、どうしてあんなに“人を疑ってかかるのか”単純な日本人である私には理解できない。結局「愛情」とか「結婚」というのは“信じる”ことに始まるので、なんでも“疑ってかかりやすい人”は、ほんとうの意味での“愛情関係”を築きにくいよう思われる。また“人と比べすぎる”と、最終的には「なにがなんだか分からなくなる」のが人間というもので“本能的な勘”というものも、だんだん働かなくなってくる。そういう点、韓国のソウルは、或る意味では“世界最先端の地域”になりつつあるが、同時にそれはあくまで“科学的な最先端”で、それを用いすぎることで人間として本来備わっていたはずの“本能的な勘”を失っていくとすれば、はたして“最先端”が良いことなのかどうかも分からなくなってくる。もちろん「結婚」そのものが“良いこと”とも決めつけられないし、イコール幸福でもない。けれども、或る意味で“最先端を目指し過ぎた国”としての結果が、人間としての“素朴な営み”を少しずつ失っていくとすれば“最先端の街”として振り返るべきことが多いよう……わたしには思われる。
「ex-module-past-post-list-01.php」出力:single-post用の過去記事ループ処理

過去の記事一覧今日の迷言・余言・禁言