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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


データが役立たない「気候帯」となった⁉


最近の「天気予報」とか「気象情報」が、あまり信用できなくて“役立たなく”なりつつある。私は以前にも指摘したことだが、もはや地球世界における「気候帯区分」自体が役立たなくなりつつある。多分、実際にはここ4~5年前から特に大きく変化しているように思うが、公式にはどこも「気候帯が変わった」とは認めていない。したがって、本来なら「スコール」と呼んで良い雨でも「豪雨」とか「局地的豪雨」とか「記録的豪雨」とかの表現しかない。日本列島の多くが、東南アジアのような気候帯に変わったとは信じたくないのだ。私が20年ほど前にフィリピンへ行った時、初めて“本格的なスコール”を体験した。文字通り“強烈な雨の放射”に襲われたのだ。そういえば、その後になって、シンガポールでも、ベトナムでも、スコールを体験したが、フィリピンのスコールほど強烈ではなかった。ところが現地に暮らす人たちは「いつものことだ」と言って気にも留めていない。現地ガイドの人の家に“雨宿り”をすることになった。この勢いで降り続けたら、たちまち大洪水になってしまうのではないかと心配したが「そんなに長時間降らないから大丈夫よ」フィリピン女性は楽しそうに笑った。気候の急変とか、スコールに慣れっこなのだ、と妙なところに感心をした。実際、2時間ほどで雨はやみ青空となった。埃っぽい街には、むしろ必要な雨なのかもしれないとさえ思った。最近の日本の天気予報は、あまり言いたくないが外れることが多い。おそらく、過去のデータが役立たなくなってきているのだ。何十年も前の日本でなら、考えられないような“気象変化”が日常的に起こっている。それなのに、気象予報士の方々が用いるのは、昔からの“日本列島のデータ”なのだ。だから的中しなくなっているのではないか。もはや「気候帯」そのものが変化していることを前提に置かなければ、どんなに過去のデータを組み入れても的中しないような気がするのだ。あちこちで局地的に発生する「スコール」はなかなか“地域全体の予報”に組み入れにくい。そうだとすれば、むしろ「〇〇市や〇〇村の付近では日中2時間ほど激しいスコールに襲われる可能性もあるのでご注意ください」という風な形の予報の方が、役立つようになっていくのではないだろうか。
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