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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


ドラマのような「殺人犯」と「刑務官」の逃亡


「事実は小説よりも奇なり」という言葉がある。文字通り、そんな事件だ。4月29日、アメリカのアラバマ州の刑務所から一人の殺人犯が逃亡した。彼の名はケーシー・ホワイト被告38歳、刑期は日本では考えられない75年間だ。もちろん、さまざまな犯罪を犯している。女性を殺害しているし、カージャックなども行っている。現在、その殺人犯の逃亡をほう助したとみられているのが勤続17年のベテラン刑務官ビッキー・ホワイトだ。どちらも「ホワイト」と同じ姓だが血縁関係はない。ベテランの刑務官は、どうして殺人犯の逃亡をほう助したのだろうか。実は、この二人の間には男女関係があったと調べが進んでいる。彼に脅されて逃したのではなく、彼女自身が意図的に「逃亡を手助けした」というのが保安官の見解だ。その日、刑務官は「裁判所において精神鑑定がある」という理由から、被告を拘置所内から連れ出し、手足を繋がれた状態で車に乗せた。ところが、その車は裁判所にやって来なかった。というよりも、もともと精神鑑定などなかったのだ。そして、連れ出した刑務官は、実は“この日”が退職日に当たっていた。つまり17年間勤めた刑務官を、この日を最後に辞める手筈が整えられていたのだ。同僚には「彼の護送は最後まで私が担当する」と言って同乗を断り、別な同僚には「自分は護送の後、体調が良くないので病院に寄って来る」と伝えていた。すべてが計画的なのだ。実は一か月前には自宅を売却している。そうして「保養地でも行って、のんびり骨休めをしたい」と語ってもいた。もちろん、刑務所側にとっては“仰天情報”ばかりである。いちばんの驚きは、殺人犯と刑務官とが男女関係を持っていたという部分だ。普段の彼女の勤務ぶりから観て、とてもそんなことをするようには見えなかったからだ。今回のような事件は“警察の権威”を揺るがす。現在、刑務官には逮捕状が出され、双方に関しての“情報提供”には130万円の懸賞金が掛けられている。果たしてドラマのような殺人犯と刑務官との“愛の行方”はどうなっていくのだろうか。
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