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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


ニューヨークの「光&影」でマムダニ市長誕生⁉


「アメリカンドリーム」という言葉がある。文字通り「アメリカで夢を叶える」的な意味合いの言葉だが、この言葉につられて、どれだけの人が母国を離れているのだろう。そして、どれだけの人が「夢」を掴んだのか。また「夢」を掴み損ねた人たちは、どうなったのか。その、もっとも象徴的な場所がニューヨークという街だ。つい最近、そのニューヨークで民主党左派のマムダニ氏が市長となった。34歳の若い市長で、日本人からすると「ちょっとやり過ぎなパフォーマンス」が目障りだが、まあニューヨークだから、それもあって当選できたのだろう。トランプ大統領からすれば“イヤな奴”が市長になった。どういう政策を掲げているのかと言えば、物価高で生活苦にあえいでいる市民に対して「公営バスの無料化」「安い生活食品を販売する市営スーパーの創設」「賃貸住宅の値上げ凍結」「富裕層に対しての増税」といった判りやすく徹底的に低所得者層の立場に立った政策ばかりだ。ニューヨークを牛耳っているのはマンハッタンなどのビル群に通う“世界の金融マン”たちだが、実際に暮らしている人々は“大儲けの世界”とは縁遠い人達が多いのだ。その結果、数としてはるかに勝っている庶民層たちはマムダニ氏に投票した…というわけだ。ただイスラム系の人物だけに、その種の国やテロリストたちが接近してこないとも限らない。そういう“危うさ”を秘めてはいる。そんなことは解かっていても、それ以上に切迫しているのが今のニューヨークの庶民層の生活なのだ。何しろ、いまのニューヨークは4人に1人が“貧困層”だと言われる。実際、無職ではない人たちの11%がボランティアの“無料食料品配布”を利用したことがある……と答えているのだ。当然、職を失ったり、住居を失ったりしている人たちも多い。それらの小中児童は親戚や友人の家などを転々とし、或いは64000人もの児童たちがホームレス避難所に駆け込んでいる。日本に比べて、アメリカの貧富の差は極端で、特にニューヨークはその象徴的な街だ。林立するビル群の谷間で、ひっそりと“夢を諦めない”低所得者たちが日々もがきながらも暮らしている。
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