来年は言うまでもなく「子(ネズミ)」年である。そんなことは誰でも知っている。では何故「鼠(ねずみ)」ではなく「子(ねずみ)」と書くのだろうか。いや「ネズミ」だけでなく「ウシ」でも「トラ」でも「ウサギ」でも、なぜか「牛」ではなく「丑」と書き「虎」ではなく「寅」と書き「兎」ではなく「卯」と書く。みんな違うのだ。元々が「動物を意図したものではないから…」と言われそうであるが、実は、それも俗説だ。元々、動物を意識していた可能性は大いにある。例えば「ネズミ」にしても、鼠の繁殖力を意識していた可能性は大きいのだ。なぜなら原初の「ネズミ」に当てはめられた甲骨文字(漢字のもとになった文字)は“幼児の頭”の象形で、なぜ“幼児の頭”なのかというと、あっという間に毛髪が増えていく。その“部分”を重視して与えられた文字だからだ。もう一つの意味があって、実は古代中国の「殷王朝(彼ら自身は「商王朝」と呼んだ)」では「冬至朔旦(とうじさくたん)」というものを重視した。つまり、一年で一番日が短い“冬至の日”に、月の見えない“新月”の日が重なることである。古代において、月のない夜は暗い。しかも、一年で一番“夜の長い日”だ。つまりは“真っ暗闇の日”それが「冬至朔旦」なのだ。けれども、その日は同時に“蘇りの日”でもある。古代人たちは、その翌日からは少しづつ日が長くなって、月明かりもかすかではあるが復活していくことを経験的に知っていた。つまり、陰・陽の「陽」が復活し始める日なのだ。そこで、その日に“祖父の魂”の受け継ぎが行われる。つまり、産れて間もない幼児に、偉大なる王であった“祖父”の御霊を額から混入するのだ。「父親」から「男児」ではなく「祖父」から「男孫」に“混入の儀式”を行う。そうすることで、亡くなった祖父は「新たなる王」として孫の時代に生まれ変わる。冬至朔旦は、そのための重要な儀式の日となる。したがって“冬至”が存在する「月」は「子(ネズミ)」となる。十二支というのは、元々は各月の“重要な行事”を動物の名を借りながら当て嵌めていったモノなのだ。けっして「年」に対して当て嵌めたものではない。最初の頃は「年干支」は存在しなかった。「日干支」のみが存在し、30日と29日のカレンダーを構成していた。太陰暦なので31日というのはない。1日というのは、いつも“真っ暗闇”なのだ。真っ暗闇から生まれて、徐々に世の中を照らしていく。古代の王は、だから偉大だったのだ。
世の中にはいろいろな親子がいる。子供の頃には反発していたのに、いつの間にかその親と“同じこと”をしている場合なども多い。そういう点では「工藤夕貴」という女性も、そういうひとりかもし 続きを読む
わたしのように長く運命学と向き合って生きて来ると、だいたい“その人”がどういった人生を歩むのか、大方のことはホロスコープや四柱推命式を観て判別がつく。単純に言えば「この人は幸運な人 続きを読む
よくテレビのバラエティー番組で、その人が辿ってきた人生を“グラフ化”したりする。あれは、あれで“判りやすい”とも言えるが、実際の日々というのは、そんな“グラフ化”できるほど単純なも 続きを読む
世の中に“勝気な人”というのは、いるものだ。その典型がトランプ大統領とデヴィ・スカルノ元大統領夫人だ。共に高齢であるが、まだまだ意気軒高。特にデヴィ夫人の方は85歳だが、今年夏の参 続きを読む
久しぶりに公の場に登場した深田恭子氏。中国版「X」である「微博」の文化交流に対して貢献された著名人を表彰するイベントに白いドレス姿で出席したのだ。こういう“晴れやかな場”というのが 続きを読む
ときどき思うのだ。やっぱり、女性は「すごい」と……男性はムリだな……と。昨日、札幌に隣接する石狩市で出産児の遺棄事件があった。戸建て住宅の傍の灯油タンク下の片隅に、ショルダーバック 続きを読む
いろいろ問題が指摘されながら、とにもかくにも「大阪万博」がスタートした。このところ、いろいろなところでコメンテーターとして忙しい橋下徹氏が万博について“よいしょ”している。橋下氏が 続きを読む
昔から“力で抑えこもう”とすると逆効果で、かえって団結力が増してしまうものがある。その代表的のモノの一つが「信仰団体」だ。昨日、韓国のソウル郊外では旧統一教会である「世界平和統一家 続きを読む
昨日、元参院議員であった広瀬めぐみの「詐欺罪」が確定になり、彼女が有していた“弁護士資格”も無効となった。つまり、彼女は既に議員職を辞職し、政治家としての資格を失っているが、それに 続きを読む
日本のような“国土の狭い国”においては、道路幅も元々広くは作れない。だから、どの街であっても横断歩道は必ずあって、通常は“そこを通る”のが歩行者の決まりとなっている。ところが海外に 続きを読む