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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


パウエル発言で「1ドル=144円」は「妥当」⁉


わたしは既に6月の時点で「日本」は7月に“利上げ”を行い「アメリカ」は9月と12月に“利下げ”を行うと記述している。これは別に特別な予測ではなく、状況的に視れば誰もがそう感じるいたって“当然な予測”を行っていたに過ぎない。それなのに、実際に日銀が7月に“利上げ”を行い、いまアメリカのジャクソンホールでFRBのパウエル議長が“9月利下げ”を示唆したということで、改めて金融市場が“それ”に反応している。その結果、ドル円相場で1ドルは145円を切って1ドル=144円まで“円高修正”が進んでいる。だが、ちょっとおかしい。日銀による“7月の利上げ”も、FRBによる“9月の利下げ”も、既に6月の時点で状況的に決まっていたことで、今更…という感が否めない。「日本株」が暴落をしたのも、日銀の“7月利上げ”がキッカケだったといわれているが、それも奇妙で、そんなことは前々からわかっていたことで、あの時には一日でドル円相場が20円も“円高”に動いて、その結果「日本株」は“異様な形で売り叩かれる”という現象が起こった。ところが、その一日後にはまた日銀副総裁の発言で“円安方向”に大きく傾き、その結果、今度は「日本株」のかつてない急騰が起こった。つまり、何のショックだか未だに解からない急落と急騰が目まぐるしく生じたのだ。そして昨日まで比較的安定していたかに視えた“ドル円相場”は、予想されていた通りの発言をしただけなのに、また大きく動いて1ドル=144円さえ切りそうな付近まで“円高方向”にブレている。しかし、為替相場というのは何も“ドル円相場”だけではない。“ユーロ円相場”というものも存在しているのだ。この“ユーロ円相場”は、もちろんユーロと円との対比から生じるのだが、実質的には“ユーロとドルとの関係”から定まってくる。そして、何十年もの間“ユーロ円”と“ドル円”との間には大体10円くらいの開きがあった。つまり“1ユーロ=150円”なら“1ドル=140円”くらいで推移するのが妥当なのだ。その点から言うと、現在1ユーロ=161円なのだ。したがって、本来は現在1ドル=151円くらいが妥当な為替金額なのだ。それが1ドル=144円になっているのは“投機筋”と呼ばれる人たちが意図的に“円高方向”へと動かしている。つまり強引なまでに「円」を買い続けているからだ。したがって、今すぐはムリだが、徐々に“1ドル=150円前後”の“円安方向”へと軌道修正されていくだろう。
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