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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


パッと見は「ヒンディー語」だけど「日本語」


わたしは若い頃、広告デザイン的な仕事をしていた時期があり、いまでもユニークな文字や広告を見ると、一瞬、目が留まる。そういう観点から「すばらしい」と思ったのが、たまたまニュース映像で視た都内(⁉)の“インド食材店”で使われているというPOP文字だ。パッと見だと日本語ではなくヒンディー語のように視える。けれども、よくよく観ると、日本語のひらがなだったり、カタカナだったり、漢字混じりの言葉だったりする。それらを、ものの見事に“ヒンディー語風”のPOP文字として商品の傍に書き添えてあるのだ。こういう文字があると、いかにも、日本でもこれらの食材を用いれば、インド料理を“日本風にアレンジして作れそう”な気持ちが生まれてくる。現在、日本には相当数のインド人の方達が居ると思われるが、その方達にとっては無くてはならない食材店のはずだ。けれども、その方達のためだけであれば、日本語表示は必要がない。おそらく、こういうふうな表示をしているということは、ごく普通の日本人の方達にも、インドの食材を普及したい気持ちがあるからだろう。そうでなければ、ヒンディー語風ひらがなPOP文字は無意味なものとなる。まあ、日頃、日本で暮らしていてヒンディー語を観る機会の乏しい方達にとって、或る種のノスタルジー的な魅力は得られるのかもしれないが……。どの国でも、その国特有の食材というものがある。特にインドの場合、さまざまなスパイスというか、とても日本人では判別できなさそうなものがたくさん売られている。けれども、こうしてPOP文字で何に使うかなど記してあると、一応、立ち止まってみる効用があることだけは間違いがない。とにかく、奇妙なものでスーパーとか、書店とか、お土産屋さんとかで視るPOP文字というものは、不思議とそれを読むものに購買意欲をもたらす。別に買おうと思っていなかったものでも、そのキャッチフレーズに惹かれて、思わず購入してみるということが珍しくはない。インドだけでなく、さまざまな国の食材店が存在しているが、日本人の場合は滅多に入らない。料理研究家でもない限り、覗き見しようとすら、あまり思わない。この店は若い人たちの間でPOP文字によって広く知られていて、店内を除きに来る人達も多いようだ。そういえばインドの占星学も、インドのカレーと同じで恐ろしく複雑怪奇である。日本人のアッサリ占星術とは驚くほど違っている。
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