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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


ベストが「カレー」ワーストが「ナポリタン」


海外のグルメサイト「ティスト・アトラス」が最近公表したランキングが話題になっている。その一つは「世界最高の伝統料理100」というものであり、もう一つが「世界のワースト料理100」というものだ。それぞれに日本の料理が入っている。けれども、それは、わたしたちが“ふつうに考える”ものとは大きく異なっていた。まず伝統料理の方では1位が日本の「カレー」となっている。あくまでも日本のレストランで提供される“一般的なカレー”ということらしい。あれって、日本の“伝統料理”なのか。確かに美味しいけど「インドのカレー」が一番じゃないのか。それ以外にも日本の「とんこつラーメン」が21位に入っているし、日本の「かつ丼」が30位に入っている。確かにどちらも美味しいとは思うけど、日本の伝統料理なのか。一方、ワースト料理の方では悦ぶべきことに、日本の料理は“ベスト10”には含まれていない。もう少し下がった20位~30位の間に日本の「ナポリタン」が入っている。果たして“日本料理”と言えるのかやや疑問だが、グルメサイトの評価では「ゆで過ぎた麺」ということで評価が低い。また40位~50位の間に日本の「雷おこし」が入っている。あれはどう考えても料理ではないが、なぜか料理として扱われている。このサイトの評価基準だが、全世界から利用者たちによるアンケート方式での順序のようで、きちんとした判断基準が定まっているわけではない。実際にその料理を食べていなくても評価できる。その結果「興味がない」とか「食べたいと思わない」というだけで評価が下がる。したがって“ワースト料理”の方には比較的“珍しいもの”が入りやすい。日本の「雷おこし」は“伝統料理”というよりも“伝統和菓子”と捉えるべきものだが、実は「不味い」と評価した人が多いのではなく「興味がない」という評価が多いのだ。ちなみに“ワースト料理”として示されたのは、その1位がアイスランドのサメ肉料理、2位がサハ共和国の冷凍魚のサラダ、3位がカナダの多層ピザ、4位がカンボジアのクモのフライ……ということになっていて、確かにいずれも“不味そうな気がする”のは私だけではないだろう。ただ、そのどれもが本当にその国の“伝統料理”なのかどうかは疑問でしかない。
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