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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


上市町「146㎜」より、塩谷町「110㎜」優先⁉


近年は一気に雨が降る状態になると「記録的短時間大雨情報」というものが発令される。ただ、この情報の奇妙なところは“降る前”に出るのではなく“降った後”に出る。つまり「予報」ではなく「事後情報」のようなのだ。どうも解かりにくいし紛らわしい。その大雨情報によれば、昨日は富山県の上市町というところで1時間に146㎜という“猛烈な雨”が降ったらしい。通常はその100㎜を除いた“46㎜”でも“激しい雨”と表現されるような雨の降り方だ。その三倍以上なのだから、その強烈さが解かる。ところが、この稀なる雨についてニュース番組はそれほど大きく報道していない。ネットで映像がないか確認してみたが、あるにはあるがほんとうに現地まで足を運んだ報道機関の映像ではない。確かに富山県の東の方で、上市町自体が人口の多い地域ではない。けれでも、異常なほどの雨なのだから取材するのが当然のような気もするのだが……。その一方で、中央のマスコミは現在の栃木県にある鹿沼市や塩谷町で降った1時間に110㎜の雨については繰り返し報道し、土砂崩れなどの警戒を呼び掛けている。もちろん、この1時間に110㎜という雨の量も“猛烈な雨”であることは間違いがない。ただ言うまでもないことではあるが、1時間に146㎜の雨の方が、1時間に110㎜の雨よりも、はるかに強烈であることは明白なのに、、一方はその映像も明らかにプロ撮影の報道映像であり、その警戒呼びかけも頻繁で、富山の方とは“その心配度合い”のようなものが違っている。多分、ひとつには東京から近い栃木県の市や町と、東京などから遠くて辺境の富山の町という違いもあるのだろう。だが、少なくともどこかの放送局は上市町の“強烈な雨映像”を流しても良いのではないか。そんなに“取材する価値もない地域”なのか。同じ「日本」でありながら、しかも前日、翌日の違いでありながら、一方のみ“肩入れて報道する”のは、どうも違和感を覚えるとでもいうか、もう少し“報道の公平性”というものを見せて欲しいと思うのは、わたしだけなのであろうか。
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