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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


中国で進化する「豚臓器の移植&豚人間誕生」⁉


何となく私には抵抗感がある。それに怖い。人間に対しての“豚臓器の移植手術”だ。現在、中国では世界に先駆けて“豚臓器移植の実験”が盛んだ。先日も、脳死判定された男性(39歳)に対して、右肺を残し、左肺だけ“豚の肺臓”を移植する手術が行われた。その3日目、6日目、9日目に拒絶反応が強まり、家族の意向もあって、豚肺移植の実験は終了された。拒絶反応は何度も、しかも複数の形で出現したのだが、手術を強行した医学チームによれば、それらは「最初から予想されていたこと」として別に問題があるわけではなく、それらが生じても「生命活動を機能し維持できたこと」の方が医学的には重要であるという。そうなのかもしれないが、拒絶反応を抑えるため何種類もの抑制剤を投入し、いわば“薬漬け”の状態で、肺機能の働きを観察し続けた……という経緯を「大いなる成果だった」というのだが、そこまでして“移植実験を行う”神経の方が、わたしには異様に思える。確かに機能していたかもしれないが、それは“本人の片肺”が残っていたせいかもしれないのだ。中国ではこのところ“豚からの移植実験”を精力的に行っていて、肺だけではなく、心臓、腎臓、肝臓も、あらゆる臓器を“豚から貰い受けよう”としているかのようである。わたし自身は、この分野に詳しくないので、豚と人間とが、どのような点で“共通している”のか知らないが、少なくとも“豚臓器”を体内に入れれば、おいしそうな風貌に変わってしまいそうで怖いのだ。ただ中国国内には実際に「臓器提供を受けたがっている人」が年鑑30万人もいる……といわれ、その人たちのため「臓器提供を申し出ている人」の供給率は3%にも達しないという。中国の医学者たちが“脳死判定者”等に対して、やや強引にでも“臓器移植実験”を行いたがる理由は“そこ”にある。ただ人間同士であっても拒絶反応が出てしまうケースは沢山報告されている。ましてや豚ということになれば、それを承認する家族の側にだって“拒絶反応を起こす人”が必ず出て来るに違いない。やっぱり、だれでも「豚人間」にはなりたくないからだ。別に移植していなくても「豚人間」のような人はいて、そういう人たちだって、自分たちが“移植されている”と気を遣われるのは、嫌なのに違いないのだ。
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