「single-blog.php」* 有料カテゴリ:「今日の迷信・余言・禁言」は月額1,200円で読むことが出来ます。// ざっくりとは終了 // Header画像を変更する事

今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


“事件の舞台”か“バベルの塔”か「麻布台ヒルズ」


東京港区に日本一の高さを誇るビルが24日に誕生するという。330メートルの高さに達する「麻布台ヒルズ」で、現在の日本一である大阪の「あべのハルカス」(300m)や神奈川の「横浜ランドマークタワー」(296m)よりも高い。現在、世界には“背の高いビル”が続々と建設中なので、それらからすると必ずしも“誇れる高さ”とは言い難いのかもしれないが、地震の多い東京においては画期的な高さといって良いだろう。そのコンセプトは“自然と健康”だそうで、植物園のようなコンセプトだが、自然や健康をテーマとしたような“お店”をたくさん集めていることが特徴のようだ。まあ、でも“こういうビル”のテナントに入るということは“高い賃料”を覚悟で入って来るということで、それなりの金額を取らないと経営として成り立たない。したがって、東京人は“自然と健康”に対しては、それなりのお金を支払う、ということであろう。もちろん東京人だけでなく、世界の観光客たちも視野に入れているだろうから、いまの世の中が大都会の中に“そういうものを求めている”証であると言えるかもしれない。もっとも、このビルが“日本一”で居られるのは5年間だけで、2028年には高さが385mの商業ビルが日本に誕生するらしい。わたしは何となく旧約聖書に出て来る「バベルの塔」の話を想い出す。人間たちが「天まで届く塔を建てよう」と建設を始めるのだが、それを知った神が“増長した人間たち”に怒って、人々の言語を混乱させて塔の建設が出来なくなってしまう話だ。それまで統一されていた言語が、別々に分かれてしまったことで通じなくなり、結局「バベルの塔」は旧約聖書の中では完成しなかったことになっているが、実際の歴史上では“バビロンにあった聖塔跡”が存在していた可能性を示唆している。一説によると、この聖塔ジックラトは91m四方で、その高さも91mだったと言われ、七段形式だったとされている。そして、その塔の上に“神の部屋”が設けられていた。そこに降り立つのは“聖書に示されている神”ではなく“惑星神としての神”で、その神の“お相手”を“処女である巫女たち”が勤めている……とされていた。まあ、だから“聖書の神”は怒ったのかもしれない。
「ex-module-past-post-list-01.php」出力:single-post用の過去記事ループ処理

過去の記事一覧今日の迷言・余言・禁言