「single-blog.php」* 有料カテゴリ:「今日の迷信・余言・禁言」は月額1,200円で読むことが出来ます。// ざっくりとは終了 // Header画像を変更する事

今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


五輪開会式に「歌手のアヤ・ナカムラ」出演⁉


ときどき“ややこしいこと”をする人がいる。そしてそれが妙に注目を集めて、欧米においては“寵児”として人気者になったりするケースも多い。そういう人物の一人が「アヤ・ナカムラ」だ。果たしてそんな日本人いたっけ⁉ そういう風に思ったあなたはいたって正常だ。なぜなら彼女は日本人ではない。フランスで“アフロポップシンガー”として活躍するアフリカ系フランス移民の女性(29歳)だ。彼女の名前は「日本」とは直接なんの関係もない。彼女が気に入っていたドラマに出てきた人物名を、そのまま芸名として名乗ったに過ぎない。本名は「アヤ・ダニオコ」という。「アヤ」だけは本名なのだ。とにかく、このまぎらわしいフランス人が、もしかしたらパリ五輪で開会式に歌手として登場し、楽曲を披露する可能性があるという。なにしろYouTube動画の再生回数8億回というから、欧州では群を抜いた人気歌手なのだ。その名前に“日本”を借用しているように、彼女の動画でも“日本っぽさ”をいろいろ散りばめていたりしている。そういうのが昨今の流行らしい。コンゴ生れのベルギー人シンガーにも「ルース・アンド・ザ・ヤクザ」という“へんてこりんな名前”を用いて人気を集める歌手がいる。彼女は「ヤクザ」がどういう意味なのか知っているのだろうか。そういえば、このヤクザ氏の方は線が細くて“ヤクザ好み”な感じがしないでもない。アヤ・ナカムラ氏の方は“ヤクザ好み”というよりは、欧州の“マフィア好み”のような気もするが、ちゃんと日本のメディアに対しても気を遣っていて「日本のファンの皆様にも早くお逢いしたいです」と、解かったような解からないメッセージを送っている。欧州では近年、アフリカ系のシンガーたちに対して「アフロ・トラップ歌手」という表現を使うことも多い。フランスをはじめとして最近はアフリカからの移民が多くなっている。もはや昔のイメージであるパリジェンヌばかりが居る街ではなくなってしまった。欧州が徐々に“アフリカ模様”を加えていくことは何となく寂しいような気もするが、そういうふうなイメージを持つこと自体、多様性に生きる若者たちからすれば“今の時代”として受け入れられないこと…なのかもしれない。
「ex-module-past-post-list-01.php」出力:single-post用の過去記事ループ処理

過去の記事一覧今日の迷言・余言・禁言