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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


人生を「2度生きる」時代が、やって来たか⁉


つい最近、歌手の細川たかし氏が昨年6月に再婚入籍していたことが公表された。そこで、わたしは初めて彼が2018年に初婚の奥様に死別していたことを知った。そういう報道があったのかもしれないが、わたしの記憶には無かった。近年、著名人たちばかりではなく或る程度の高齢になってから、再婚していく人たちが多くなっている。もちろん初婚の場合もあるが、高齢になってから結婚する人には、初婚よりも再婚とか、再々婚とかの形で結婚していく人が多い。むかしは、或る程度の年齢になってしまうと、たとえ同居しても「結婚」という形は取らなかった人たちが多かったように思うが、近年は“正式入籍”をしているケースが多い。その一番の理由は、日本が“長寿化してきている”せいであるように思う。むかしなら余生はだれでも“子供と同居”か“高齢者施設の入居”が一般的だったが、現在は“単身暮らし”を続けてゆくか、又は“再婚に意欲的か”どちらかが多くなってきたような気がする。日本が長寿化していくのは良いことだが、同時に“経済が縮小し始めている”ことが不安材料を掻き立てる。むかしは年金によって“豊かな老後が送れる”と錯覚した時代もあったが、もはや“そういう時代”は過去のものとなった。そうであれば、長寿国の日本で経済や福祉が縮小しがちな日本で、豊かに暮らしていくためには「一つの人生」に「一つの結婚生活」を意識するのではなく、ひとつの人生を「2度生きる」覚悟が必要となってくる。つまり、健康なら定年後も“新たなカタチ”で働き、その代わりとでもいうか一般的な“初婚時代”を死別や離婚で終えても、その後の余生に“新たな仕事”と“新たな相手”を見つけて、生まれ変わったような「第二の人生」の出発を始める。そういう感覚を持つことが自然になってきたような気がする。だからこそ近年は60代や70代になってからの“再婚”や“再々婚”が増えてきているのではないだろうか。考えようによっては、人生を100年という風に捉えなおせば、50歳にして“ようやく折り返し地点”だということになる。そうであるなら、その後の人生に“それまでとは異なる新たな生命”を投じていこうとするのは、現代の生き方として当然のこととなっていくのかもしれない。
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