芸人「カラテカ」の矢部太郎氏の大ヒット漫画『大家さんと僕』に登場する“大家さん(88歳)”が亡くなったことを、親族の方達の許可を得て報告した。芸人としては何一つ“賞”に恵まれていなかった矢部氏が、この漫画では「手塚治虫賞」を得た。私も少しだけ読んだが、正直、漫画そのもののレベルは素人の域を出ていない。ただ全体にエッセイ風なタッチで、ほのぼのとした大家さんとの交流が描かれる。或る意味では、“家族”とは何か、“世代”とは何か、“幸せ”とは何か、を自然な形で問いかける作風に仕上がっている。多分、その部分が多くの人達に共感を呼んだのだろう。さらに、矢部太郎氏自身が持っている“ひょうひょうとした人柄”も、それにプラスされているかもしれない。この人の場合、その“生き方”としては、決して上手くは見えない。お笑いのセンスがあるようにはとても見えない。多分、芸人としては“脚光”を浴びることは永久に出来ないだろう。けれども、人として、多くの人が“失いかけたもの”を持っている。それに、どこか“放っておけない部分”を備えている。多分、大家さんはそれを見て取ったのだ。だから、さりげなく親しくしようとした。世の中には、放っておいても大丈夫な人と、そうでない人とがいる。そうでない人の多くは“ヘタクソな生き方”をしている。もう少し“上手く生きれば”良いのに…と思うこともある。けれども、その“ヘタクソ”な中に、多くの人が“忘れて来たもの”が置いてきぼりに“残されている”ことがある。そして、その部分に、人は何故か安心したりするのだ。世の中が、どんどん進んで、過去がどんどん走り去って、待ちぼうけを食わされた旅人のように、自分自身さえも“見失いそう”になる時、人はそういう“忘れて来たもの”に価値を見出す。どこか懐かしさを覚えて心愉しくなるのだ。そうして、大家さんは、もう矢部氏に“自分が必要ではなくなった”ことを感じた。ちゃんと、一人歩きできるようになったことを感じた。矢部氏は多分気付いていないが…だから、さよならをしたのだ。
「紀州のドン・ファン」殺害(⁉)事件の大阪高裁の判決が出た。一審と同じく「無罪」だった。和歌山の資産家・野崎幸助氏が急逝覚せい剤中毒死した事件だが、元妻である須藤早貴被告(30歳) 続きを読む
3月から4月にかけて、北国では“化粧のような雪”が降ることがある。つまり気温が上がって、路上の雪が溶けだして時間が経つと、それはどんどん“黒っぽく”なる。白かったはずの雪が黒くなっ 続きを読む
私も知らなかった。学校の校長というのは「教員免許」がなくても“成り得る”職業だったということを。実際、そういう形で校長となって、その顛末を書籍化した『素人校長ばたばた日記』という本 続きを読む
どの世界でも「蛇の道は蛇」で、その世界だけでは知られている“裏方たち”がある。「同人誌」の世界で広く知られているのが新潟の有限会社「あかつき印刷」だ。元々が同人誌で描いていたことが 続きを読む
記憶喪失は小説やドラマなどでは“事件のカギを握る設定”として、よく用いられる。けれども現実には、その後の人生に“暗い影を宿している”ケースが多い。愛知県の岡崎城公園付近で、男女のカ 続きを読む
今日からか、昨日からか、よくわからないが日本の高市首相が訪米し、アメリカのトランプ大統領と会談する。こういう訪問日程は、当然のことながら相当前に決められるもので、或る意味では“どう 続きを読む
実質もはや「中国」になってしまったのが今の「マカオ」だ。わたしの印象では「中国」とも「香港」とも異なる独特の雰囲気を保っていたのが「マカオ」だった。それだけに徐々に“中国化していく 続きを読む
埼玉県行田市の女子中学生が自宅内で単独で男児を出産、その産まれたばかりの男児をどうして良いかわからず自宅敷地内の庭に埋めた。翌日、そんなことを知らない父親が庭の“雑草駆除”のため掘 続きを読む
人が載って“走る競技”というものがいくつかある。競馬、競輪、競艇などがそれだ。それらはスポーツでもあるが1分1秒を争い合う“危険な競技”でもある。したがって事故や怪我が絶えない。昨 続きを読む
最近タレントとしての活動が目立っている元卓球選手で金メダリストでもある水谷隼氏がTV番組の中でGACKT氏と報奨金に対して論争した経緯を語ったらしい。つまりGACKT氏がオリンピッ 続きを読む