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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


何となく怖い「完全無人のAIコンビニ」の普及


世の中は変わっていく。だから、その変化にわれわれも付いていかなければならない。それは頭で解かっているのだが、身体はなかなか付いていけない。ローソンが一部店舗で「完全無人の店舗」を展開しようとしている。セブンイレブンは外資に“乗っ取られる”可能性が出てきているし、どうも、このところコンビニ業界も“これまで通り”には行かなくなってきているのか、とりあえずローソンは試験的に“無人化店舗”を出してみて、今後の展開を考えるようだ。東急電鉄駅の構内に10月18日から来年3月14日まで試験的に出してみて、その反応いかんで“全国展開”を計ろうという意図のようだ。わたしなどはスーパーの“セルフレジ”という変化だって、ずいぶん“思い切った改革”だと思ったものだが、今回の試験は“完全無人化”であるところが特徴で、すべて“AI”が店員の代わりを受け持つ。客が購入する商品の種類や個数を店内カメラと商品棚の重量センサーが“AI判別”をする。だから、黙って商品を取り出して、それを黙って袋に入れて、そのまま店外に出る形だ。おそらく、本人確認は“顔認証”か何かでするに違いない。ただ、さまざまな疑問が浮かぶ。まず、自分が探す商品が見当たらなかったとき、どうすれば良いのか、AIに訊けば答えてくれるのか。せめて、可愛らしい女性店員風の“AIロボット”を店内に設置しておいて欲しいものだ。意外と、その“AIロボット”が人気を出して、あちこちの店から“持ち出される”とか……余計な心配をしてしまう。そのうち、コンビニだけではなくて、どのお店も“超ブランド店”以外は“店員の居ない店”ばかりに変ってしまう日が訪れるのだろうか。確か何日か前に、日本にやって来た外国人が「日本がまだまだキャッシュレス化やAI化が普及していなくて驚いた」というふうなことを書いていたが、そう日本人は“そういうもの”に慣れていくのに時間が掛る。というか、世代的に“すべてAI化していく”ことへの怖れというものがある。もう少し時間をかけて変わっていってくれると良いのだが、あまりに急速に“すべてを変えていく”のは困る。元々がIT化を苦手とする人は、なんとなく“怖い”のだ。それは、どんなに説明されても、本能のようなものなのだから仕方がない。だから、せめて“怖がらせない”よう徐々に変えていってもらいたい。
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