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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


何故「ナスカの地上絵」は「山形大学」のモノ⁉


「石の上にも3年」という言葉があるが、山形大学が「ナスカの地上絵」の研究を始めて早や20年が経過している。石の上にも20年だ。その結果、今回も「248点の新しい地上絵」を発見したそうだ。前回の時には「303点の発見」で、その前の時には「168点の発見」だった。どうしてこんなにスイスイと発見できるのかというと、IBM提供のAIが共同研究という形で、参加しているからだ。山形大学はいつからか「ナスカ研究所」という拠点を設けているのだが、ペルー政府もそれに対して協力的で、だから今回も関西万博で「ペルー政府との共同会見」という形で、研究成果を公表している。もはや山形大学は、日本政府よりもペルー政府との方が親密度が高いのだ。人間というのは不思議なもので、或る場所に対して“拠点”を置き、そこで長く暮らしていくと、だんだん“そこ”の住人化してくる。そうすると、これまた不思議なもので、その地域の人々が“自分たちの仲間”として大切に扱うようになる。そうすると、その地域の古代の人々、既に眠っている古代の人々まで“手を貸す”ようになっていく。だから、もちろんAIも手助けはしているが、ほんとうの発見者は、その地域の人々、或るいは祖先の人々なのだ。今回の発見で、より彼らの地上絵がアトランダムに意味なく描かれたものではなくて、それなりのメッセージや物語性を持って、伝達、伝承する目的をもって「描かれたもの」であることが強調された。それらは「テーマごとに配置されている」ことが新たに判明したという。それにしても、どうして山形大学なのだろう。日本の大学で、世界の古代文明地域との関係性が、こんなにも深い大学はない。やはり20年間という長い期間、密着して“そこ”だけに的を絞ったことが、大きな成果を生む元になったに違いない。昔、古代エジプトの研究で日本の早稲田大学と吉村作治氏などが本格研究に乗り出し、現地との密着化を図ったが、いまひとつ“大きな成果”とまでは行かなかった。どの大学であっても、山形大学を手本として、まだまだ眠ったままで居る“古代文明地域”の掘り起こしと発見に精力を傾けてはどうだろう。やがて20年後くらいになって、世界的な大発見が得られるかもしれない。
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