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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


元卓球選手夫妻が「卓球台」に子供を載せて⁉


わたしは昔、この人の“結婚”が報道されたとき、夫となる江宏傑氏との相性は、性格的に負けず嫌いの共通性があって大変に良い反面、男と女の“根本的な違い”でぶつかると危険な面も……という風な形で書いた。実際、結婚してしばらくの間は「夫婦二人の仲の良さ」が強調されてCMなどに多数登場したらしい。妻となった福原愛氏は、夫の祖国である台湾に嫁ぎ、CMタレントとしても人気を博した。ところが、いつからか二人の間がギクシャクし始めた。「台湾(中華圏)」と「日本」とでは“家庭・家族”に対しての捉え方や愛情の注ぎ方に微妙な違いがある。どちらかと言えば台湾の方が封建性が強い。現代の日本は“家庭・家族”というものに対して“欧米風の距離感”を持って捉えるのが一般的になった。密着度の強い中華圏と距離感を取ろうとする“日本人的な家族観”とにはいつの間にか“埋まらない溝”が生じ始めていた。結局、ふたりは2021年7月に正式離婚が成立した。これで“一件落着”したかに思われていたのだが、実際にはそうではなかった。子供の問題が未解決のままだったからだ。もしかすると法的には「共同親権」で定まっていたのかもしれないが、昨年の夏、元夫はSNS上で“子供が連れ去られた”風な感じで訴えていた。その後も、しばしば同様な訴えをした。それでは埒が明かないと思ったのか今度は“法的手段に出る”ということが台湾メディアで報道された。どうやら妻側は昨年の夏以降、連れ戻った息子の方だけは自分の手元に置いて育てようとしているらしい。もし「共同親権」が事実なら、それぞれの国で夫が娘を、妻が息子を育てていく、というのは理に適っているようにも思うが、昨年夏まで台湾で生まれ育っていた息子にとって、それがベストなのかどうかは解からない。また台湾の「共同親権」が“そういう事情”までも許していたかどうかは定かではない。とにかく、ふたりとも元卓球選手で世界レベルである。卓球台を挟んで「球」を打ち合うことには慣れている。その血を引き継いだ長男である男児は、まだ4歳だ。卓球台に載せられ、ふたりの争いの的となって「台湾」と「日本」を行き交うようなことにならなければ良いのだが…。
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