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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


全員「4女性」なのに「父親誕生」の不思議⁉


最近は“こんがらかる話”というのがときどきある。裁判関係は特にそうだ。今回の裁判は東京地裁では長女、次女とも「父親にあらず」という判決が下され、東京高裁ではその“出産”が「性別変更前だった」という理由から、長女のみ「父親になれる」という判決が下され、今回の最高裁では長女、次女とも、時代的な変化を取り入れ「父親になれる」という判決となった。その結果、実に奇妙な家族関係が実際には誕生した。つまり、父親も女性で、母親も女性で、長女、次女も当然「女性」なので、法律的には4人とも女性だが「ふつうの家族」として認められ、男性は存在しないが“父親”は現存している……という“ややこしい関係”となったのだ。この家族で、不可思議なところは、ふたりの児が共に“凍結精子”を用いて妊娠・出産した子供達だということだ。したがって、実質的な“性交なき子供達”だということになる。夫側は当初から“それ”を意識して“凍結精子”し、そののち“性別変更”に向かったと思われる。妻側はどうだったのかハッキリしていないが、おそらく、夫の意思を尊重して、当初から“女になる”ことを見越したうえで正式入籍し、夫に対して協力していったと思われる。そうでなければ、同じパートナーで“性別変更”を挟んで長女を産み、次女を産み出来るはずがない。したがって、そういうことを考えると、実に長期的な計画をもって、精子凍結し、入籍し、妊娠・出産し、性別変更し、また妊娠・出産しという経過を辿ったことになる。通常なら、第一子を誕生させた時点で、性別変更したのだから「三人家族で…」となりそうなものだが、そうはならないで「もうひとり…」となったところが、この家族の不思議なところだ。おそらく、それだけ“ふつうの家族構成”を望んだということなのだろう。とはいうものの“性別変更”をした時点で“ふつうの家族”とは言い難い。何よりも妻側の方が、身内親戚などからの“質問攻勢”とか“疑惑干渉”とかを受けやすい。そういう点を考えると、この妻女性はそうとうに強い意志をもって難局を乗り切ってきたはずで、どういう方かは知らないが、とりあえず、この女性に拍手を送りたくなる。
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