「single-blog.php」* 有料カテゴリ:「今日の迷信・余言・禁言」は月額1,200円で読むことが出来ます。// ざっくりとは終了 // Header画像を変更する事

今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


利上げ減速で「日本株」の“夜明け”が視えた⁉


このところ方向性が定まらなかった日本株だが、アメリカの利上げペースの減速がパウエルFRB議長から示唆されたことで、ようやくダウやナスダックが持ち直し、それに伴なって「日経平均」も上昇への道筋が見えてきた。アナリストの中には“利上げ継続”を予想する人も多かったが、どっちに転ぶかわからない「日経平均」は、このところ“どっちつかずの動き”を繰り返していた。いつも書くように「日本株」の動きは、そのまま“1~2年先の日本経済”の上下の動きを表す。したがって誰であっても“無関係”ではないのだ。日本の経済なのに、なぜアメリカの経済指標が左右するのかというと、日本には輸出企業が多く、それも経済の“先行指標”となる製造業関連の企業が多い。そこでアメリカをはじめとする「世界」の“先行き”が企業業績に反映されやすい。だから「先読みの不思議なグラフ」である「日経平均」には、世界のどこよりも早く“1~2年先の世界が反映されていく”という仕組みなのだ。もちろん、そういう科学的な根拠などはない。あくまでも、何となくそうなっている、という“世界的認識”に過ぎない。だから、今回のパウエル議長の発言は“アメリカの利上げ”について言っているのだが、日本株の今後について語っているのも同様なのだ。つまり、利上げはもう“打ち止め”だから「日本株を買っても良いよ」と言っているのも同様なのだ。こうして、どっちつかずで“よろけながら上昇してきた”日本株は、ようやく“力強く上昇できる”道筋が見えてきた。何よりも良いのは、これまで敬遠していた外国人たちが「日本株」を購入してくれる可能性が強いことである。それは、もちろん日本株そのものの上昇もあるのだが、それよりも重要なのは「円安に歯止めが掛かったことがハッキリとした」からだ。円安に歯止めが掛かることによって、外国人は「日本株」を購入してくれる。それは“ドルで購入する”人たちが多いからだ。円安が止まらなければ、どんなに日本株が上昇しても、ドルベース換算では儲からないからだ。こうして「日本株」は一部の人たちが予測していた「バブル期を上回る日経平均の時代」に徐々に近づいていく……。
「ex-module-past-post-list-01.php」出力:single-post用の過去記事ループ処理

過去の記事一覧今日の迷言・余言・禁言