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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


前知事「マスコミハラスメント」憂うる時代⁉


奇妙な現象が起こっているらしい。兵庫県の斎藤元彦前知事といえば「パワハラ疑惑」や「おねだり疑惑」でマスコミからさんざんバッシングを受けた人物だ。その前知事が現在開始されている「知事選」で、多数の政党から支持を受けている稲村和美前尼崎市長と“互角に戦っている”というのだ。もっとも奇妙なのは斎藤元知事の街頭演説には彼を応援する人々で“黒山の人だかり”になるらしい。あれだけ連日マスコミから猛バッシングを受けていた知事だが、意外や意外、地元民たちは決して彼を“見捨てた”わけではなかったのかもしれない。私が思うに、近年のマスコミは総じて“ターゲットにしやすい人物”が出現すると、寄ってたかって“総攻撃”を掛ける。どのマスコミも“同じような形”で猛バッシングする。さまざまな角度から報道するなら良いのだが、いったん“悪い”と決めつけると、その掘り起こしだけに必死となる。報道の客観性など無視して、とにかく何でもかんでも“悪いイメージ”を与え続ける。先日「紀州のドンファン」で有名になった人物の死亡事件で“計画殺人”として逮捕されている女性の公判の中で、彼女に覚せい剤を“売り渡した”とされる人物の供述が行われた。その中で“奇妙な証言”が飛び出したのだ。それは、この売人が「売り渡したのは事実だが、その中身は覚せい剤ではなかった」と証言したのだ。なんと氷砂糖を砕いたものだったと言う。もし、これが事実だというなら、これまでの検察側の主張は“その根底から崩れる”ことになる。ところが、こういった重要証言であるにもかかわらず、報道したのは一部マスコミだけで、ほとんどのマスコミは報道していない。先に出て来た「覚せい剤を購入していた」という報道は全てのマスコミで報道したのにだ。結局、マスコミは全てのニュースを公平に扱ってなどいない。バッシングしやすい人たち、ターゲットにしやすい人たちは連日報道するのだが、いろいろな事情から“扱いにくい人たち”に関しては“伏せる”か“ちょこっとだけ報道”か、どちらかの選択肢を取る。こうしてマスコミによって、いったん“そのイメージ”を与えられた人物はその生涯にわたって、そのイメージを引き摺りながら生きていかなければならない。
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