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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


前進か、逆戻りか、後継者「ジュエ女将軍」⁉


「北朝鮮」という国は、ほんとうに解からない。11月29日は北朝鮮で航空隊が創設された記念日「航空節」だが、それに合わせて金正恩氏と“その娘=ジュエ”氏とが空軍司令部を訪れたと報道された。昔、日本の勝手な憶測では、そのうち北朝鮮は自滅していく、という観方が圧倒的だったが、自滅どころか“大いなる繫栄”をしている事実は認めなければならない。日本人は、少し“思い込みで判断しすぎる”が、客観的にみて、現在の北朝鮮は“独自路線”を歩みながら、世界にとって“眼を離せない存在”に変わりつつある、というのが実情だろう。もちろん、多くの国民が“その犠牲になっている”のは事実だとしても、それは“われわれの国家観”がそう思わせるので、国家観が違えば、違った風に見える。たとえば古代エジプトにおいて、昔、古代エジプト人たち国民は“強制労働”によってピラミッドを建設させられた、とわれわれは教えられた。けれども現代では、それは国家事業として“国民たちも喜んで奉仕した”という風に変わっている。同じことが今の北朝鮮国民にも言えないとは限らない。国家のために、自分たちの生活は多少犠牲にしても……という考え方だ。実は、このような考えは特殊ではなく、イスラム原理主義的な思想を持つ国家の多くは“神のために戦う”という国家観を持っている。つまり自分たちの暮らしを犠牲にしてでも「イスラムの神は偉大だ」ということを証明しようとする。そのために“自爆テロ行為”などに出る。とにかく“日本人の国家観”だけが絶対とは言えないのだ。そして北朝鮮だが、ここにきて金正恩氏に“娘”が同行するケースが多くなった。そして北朝鮮自国の報道でも、娘のことを「朝鮮の新星」という表現を使って持ち上げたりする。さらには「女将軍」という表現を使ったりする。それはまさしく、彼女がやがては金正恩氏の後継者になっていくことを予告しているかのようである。空軍司令部に“その女将軍”を連れて行って演説もしたのだが、その時、注目すべき発言を金正恩氏はしている。「卵に思想を詰めれば岩をも砕く」と述べたのだ。北朝鮮特有の表現だが、この言葉には“見逃せない部分”がある。「卵」とは何か、ということである。わたしは“二つの意味”があると思うのだ。つまり、やがて後継者にしていく“自分の娘”と核ミサイルの“弾丸そのもの”を形容している。そう考えると、称賛は出来ないが、彼が自らの国を「宇宙強国時代に入った」と胸を張るのも、それなりに理解できようというものである。
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