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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


半導体「九州」&「北海道」が日本復活の鍵⁉


誰でも何となく「半導体」と呼ばれるものが、これからの時代をリードしていく……ということは理解している。そして、その分野における覇者が「世界の覇者になっていく」ということも本能的に感じてはいる。「日本」は、むかしは“半導体”の分野で世界をリードしていたのだが、いつの間にか世界に追い抜かれていって、今では“その一部分だけ”が必死にくらいつき“トップ集団”の中に残っている状況だ。なんだかマラソンの実況のようだが、世界の産業界の構造は似たようなものなのだ。あまり、こういう表現は使いたくないが、半導体でリードできれば「日本」も、もう一度“お金持ち国家”として蘇ることができる。そういうわけで、どの地域でも「半導体工場」を手招きしている。現在、半導体の分野でトップを走る台湾のTSMCは昨年12月アメリカのアリゾナ州に大規模な次世代チップの工場をつくると決めた。その一方で日本の熊本にも半導体の新工場を建設中である。ただ「日本」で生産を目指す半導体は車載半導体で最先端の分野ではない。最先端の半導体分野に関しては北海道の鈴木知事が、日本の企業であるラピダスに対して工場建設誘致をアピールしている。わざわざ“それ”だけのために北海道からラピダス本社小池社長の元まで足を運んでいる。おそらく九州が熊本以外も加えて「シリコンアイランド」として“生まれ変わろう”としていることを知って、広い大地と大自然の水と“未知の人材”に恵まれた北海道に“半導体の拠点”を生みだそうと必死なのに違いない。ただ実のところ北海道は土地はいくらでもあるが、電力が不安定な地域なのだ。TSMCが九州を択んだのは原子力発電所が稼働しているからだ。北海道には“それ”がない。北海道は逆に寒冷地なので“暗号資産(仮想通貨)”の生産地としては大いに適している。もっとも、道民がそれを許すはずがない。しかも、本来は経済の“起爆剤”とするはずであった「冬季五輪の招致」も賄賂事件から暗礁に乗り上げている。明るい未来を目指すには「半導体工場誘致しかない」ということになったのだろう。もっとも、もし、これが本格化するなら「北海道」と「九州」の北と南で共に“半導体”で活性化して「日本」全体をリードしていくような構図が可能となるかもしれない。日本の経済を復活して“世界をリードしていく”ためにも鈴木知事の手腕が試されている。
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