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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


古典的な「円蓍(えんし)」で真瀬易が降りる⁉


ときどき古典的な「占い」を、現代的にアレンジして“蘇らせる方法”はないか、と考える。古典的なままだと、ほとんどの占いは現代では通用しなくなっている。理由はさまざまだが、いちばんは面倒で手間暇のかかるものが多かったり、あまり実用的ではなかったりするからだ。だが、そういう感じで消えてしまいつつあるような“占い”の中に、ときどきキラリと光るものがある。そういう占いを見つけ出して、現代的にアレンジし、後世の研究者に引き継いでいくのも、わたしの仕事の一つだと思っている。新しい占いの生徒さんのために“占い用具”を探していく中で、占い師の方の中に“古典的な占術用具”を自ら制作している方を見つけた。四国で江戸時代に活躍した易占家・真勢中州氏が用いていた「円蓍」と呼ぶ筮具を復元販売されている方だ。通常、占い用具の販売と実占家とは別な場合が多く、そういう場合には実占的には“使い勝手の良くない製品”が多い。ところが、この方の場合、実占家でもあるので、そういう点の心配はない。価格に関しては“手作り製品”としては程度な価格帯だ。たぶん今日か明日に届く予定で、実際に届いて使ってみなければ本当のところはわからない。ただ江戸時代に一世を風靡した易占家・真勢中州氏が発案した易具で一度で“中筮法”としての結果を出すことが出来る“優れモノ”なのだ。もしかしたなら、これを用いることによって、真勢中州の霊が降りて来て、わたしに“素晴らしい占断”を授けるようになるのではないだろうか。なにしろ、江戸時代には新井白蛾や平澤随貞と並んで活躍した“易占の大家”だった。しかも“真勢流”という形で、さまざまな“新しい観方・判断の仕方”を後世に伝えた。新井白蛾氏の方も“独自の観方・判断の仕方”を伝えたが、真勢氏ほど後世には浸透していない。ただ江戸時代には易占だけでなく、観相や風水・遁甲なども含めて日本独自の観方・判断の仕方が各種誕生した時代で、そういう意味では運命学上でも大いに繁栄した時代だったと言えるような気がする。
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