子供というのは時々、大人が疑問には思わないようなことを疑問として訊いてくる。その時、どう対応しているかで、その人の素性が垣間見えることがある。俳優・大泉洋氏と言えば、今や日本を代表する俳優の一人だが、彼とは20年くらい前にTV番組の中で“その描いた絵”を風水的な角度から占ったことがある。けれども大昔のことで、しかも、その時、私は番組の趣旨をよく解かっていなくて、急に「絵」を持ってこられて「風水的な角度から、どういう絵であるか占って欲しい」と言われ、かなり面食らった思い出がある。だから正直、あまり良い印象は持っていなかった。けれども、その彼が最近TV番組の中で自分の娘とのやり取りを語った。その話は妙に微笑ましくて、この人物の“善い父親ぶり”を見せてくれた。彼は自分の娘から「どうして女の人には男の人が必要なの?」と訊かれたらしい。彼は、娘の真剣さに応えようと「女の人だけでは生きていけないんだよ。女の人は男の人に助けてもらって一緒に楽しく生きていけるんだ。男の人も女の人と一緒に居て初めて楽しくやっていけるんだ」と説明し「パパとママだってそうでしょ。一人だけだったらうまくいかないんだよ」と教えてあげたというのだ。一人の父親として、或る意味では“模範解答”のような気がする。ところが、数日後、また娘が彼の元にやってきて「ママに訊いたんだけど、男なんていらないよって、特に必要じゃないって、言ってた」と伝えて去っていったらしい。大泉氏は、もしかしたら“面白エピソード”として紹介したかっただけかもしれない。けれども、ここには「男」と「女」の本質が隠れている。女の子は、幼い頃から、こうして大人になっていくのだ。同じ年齢の男の子は、多分、同じような質問はしない。そこに男女の根本的な違いがある。さらに、大泉氏の良いところは“リアリティーある奥様の言葉”を正直に明かしている。これまた大人になってからの「男」と「女」の“勘違いの根本”を見事に捉えている。この“勘違い”が適度な状態の場合には“愛”が保たれ、“勘違い”が進みすぎると、男女間での“悲劇”が生まれるのだ。
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