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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


実際には「使用できない」防災グッズを買う女性


元サッカー女子日本代表でタレントの丸山桂里奈氏がTV番組で「夜中に急に不安になって…」ネットショッピングで“防災グッズ”を大量に購入したという。なんと、その金額が150万円に達したというから驚く。この人は、元々ユニークなところを持っているが、考えてみると、真夜中のネットショッピングというのは、そういう“本来なら買うはずのないもの”を買わせる魔力を秘めている。わたしなどは、天災的なものは怖れても仕方のないもので、まあ、日頃から「なんとなく大丈夫」という感覚を持って生きるのがいちばんだと思っている。その程度にもよるが、だいたいが“破壊的な災難”が襲ってきた時というのは、慌てふためいてしまうもので、逃げることに必死で“防災グッズ”など、まず持ち出さないのが普通だ。逆に、そんな“150万円もの防災グッズ”を持ち出せるようなときには、そんなたいした災害ではない。だから、持ち出せるときには事実上そんな大それたものは“必要ない”し、逃げるのに夢中で待ちだせないようなときが本格的な“大災害なはず”なので、そういう時には持ち出しているうちに死んでしまう。つまり、必要なときには持ち出せないし、不必要なときであれば持ち出せるのが“防災グッズ”なのだ。そう考えれば、実質的には防災グッズというのは、救済ボランティアとして活動したい人には必要だが、それ以外の人には“無用の長物”だと思えてしまう。だいいち、日頃、すぐ眼につくような場所に、防災グッズを置くだろうか。最初は置くかも知れないが、徐々にクローゼットや押し入れや倉庫の奥に仕舞い込むようになる。食料品などは、あまり年月が経過してしまうと、取り出して食べてしまったりする。地震の大揺れの時などは、まず重い物などは持ち出せない。「命からがら」という言葉があるが、人間は本能的に自分の身を守ろうとする時には、極力身軽にしようとする。重いリックを担いでは逃げきれないのだ。まあ、そういうわけで「命」は神様が与えてくれるものなのだから、日頃から、用心深い人はいろいろ買いそろえがちなものだが、それで心の“安心を得られる”のであれば、ちょっとだけ購入しておく程度に留めるのが良いと思う。
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