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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


怪我や凶器に強いが「病気に弱い」ブッチャー


アブドーラ・ザ・ブッチャー氏と言えば、70年代から90年代にかけて「全日本プロレス」や「新日本プロレス」で“大暴れ”をした超個性派レスラーだ。特に、来日して間もない頃の日本人レスラーたちを“血だるま”にさせなければ気が済まないような“狂乱ファイト”は強烈に記憶に焼き付いている。私の脳裏に焼き付いている“狂乱ファイト型レスラー”と言えば、このブッチャーと、フレッド・ブラッシーと、タイガー・ジェット・シンの3人だ。何をしでかすかわからない“怖さ”で日本中を席巻した。特にブッチャーの場合、相手も“血だるま”にしたのだが、自分の方も“血だるま”にされてしまうケースも少なくなかった。その結果として、その額には“額が割れた時の傷あと”が無数に残っていて、それがなおのこと、このレスラーに“不気味な印象”を与えていた。ただ、日本に気過ぎたせいか、徐々に“ひょうきんな部分”とか“優しい部分”とかも見え隠れするようになって、若い頃に感じた“強烈な印象”は徐々に修正されるようになってしまった。わたし個人は、最初の頃の“不気味な印象”が徐々に変わってしまったのが残念な気がする。そのブッチャー氏も既に83歳で、現役からは遠ざかっているが、最近、腸の疾患で入院したことを報告している。一時的にはかなり弱っていたようだが、ドクターに許可をもらって一時的に退院して、ノースカロライナ州で開かれた“ファンとの交流”のようなイベントに駆け付けている。もう治ったかのようにアピールしているが、あくまでも一時的な許可を得ての出演に過ぎない。どうして、そんなに無理をするのかというと、彼は長年連れ添った韓国人妻と離婚し、財産のほとんどを奪われて“破産状態”にあるらしい。そこで、友人がクラウドファンディングを行ってくれ、それによって彼に生活資金を与えようとしているのだ。だから、彼としては、是が非でも出席しなければならないイベントだったのである。どうも、格闘家の中には怪我や事故にはめっぽう強いのに「金」と「女」と「病気」には、からきし弱い人たちがいる。そういう人たちの多くが、似たような晩年になる。特に「怪我」には圧倒的な強さを見せるのに「病気」には、たちどころにギブアップしてしまうレスラーが多いのは、なぜか不可思議な感じがする。
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