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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


斎藤投手&田中投手「19年後」「人生の明・暗」


人にはときどき“自分の人生”において、妙に“交錯する相手”というものがある。どうしても“避けては通れない相手”とでも言おうか。今から19年前、早稲田実業高校のエースだった斎藤佑樹投手は、同じように甲子園で決勝戦へと勝ち上がってきた苫小牧駒澤高校のエースだった田中将大投手と投げ合った。15回を投げ合ったが決着が付かず、引き分け再試合となって、最終的には斎藤投手の方が優勝投手となった。そのマウンドで、ハンカチで汗をぬぐう斎藤投手は“絵”になったので「ハンカチ王子」と呼ばれた。その後、ふたりの道は微妙に分かれた。田中投手の方は、その年のドラフトで“1位指名”を受け、楽天ゴールデンイーグルスへと入団した。田中投手は一年目から力量を発揮した。一方の斎藤投手の方はプロを拒否して、早稲田大学へと進学した。そして、大学野球において徐々に力を発揮し、最終学年ではエースとなって主将も務めた。その後にプロ野球界に入り、日ハム球団に入って将来を期待された。けれども、なぜか日ハムに入って後の斎藤投手には目立った活躍がなかった。2011年~2021年まで10年間在籍したのだが、これといった成績は残せていない。現役最終年度の年収は、2~3年目の投手とあまり変わらなかった。一方の田中投手の方は2007年~2013年まで日本球界で華々しく活躍し、その後は活躍の場をアメリカの大リーグに求めた。ヤンキースに入団して、最初の数年間は“期待通り”の活躍を見せ、その後も“それなりの数字”を残した。そして、2021年になって日本球界へと戻った。総じて、大リーグから戻ってきて後に活躍する選手は少ない。最盛期を過ぎたからなのか、日本に戻ってきて以降の田中投手の成績は低調のままだ。今年は、もう、首脳陣からも楽天のファンからも“期待されていない”ように視える。さて、斎藤投手の方だが、彼は現役引退後は会社を設立し、その一方ではキャスターとしても登場し“二刀流”を使い分けている。そして、今年からは日ハムの本拠地であるエスコンフィールドHOKKAIDO(北広島市の野球場)内において「サニーテラス」という飲食商業施設のオーナーとして活動している。一つだけの店ではなく、6店舗が入居する施設のオーナーなのだ。今後も“温浴施設”を経営する予定があるという。それらの資金がどこから出ているのかは知らないが、とにかく完全なる社長業として多忙の毎日を送っている。言ってみれば今や若手実業家として注目の存在らしい。こうして、甲子園を沸かせたふたりの球児は、それぞれ「明」と「暗」の運勢に引きずられて、今日を迎えている。もちろん、まだ人生が終わったわけではなく、今後のふたりがどういった未来を歩むのかはわからない。ただ確かなことは、それぞれの「輝ける時」は明らかに違ったように視えることだ。
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