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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


日本は「神の国」なのか⁉「仏の国」なのか⁉


日本の暦日は良く出来ていて“8月15日に終戦記念日”があり、翌日“16日に盆の開け”が来る。つまり、宗教的な観点から言えば15日に「神の国」として終戦を迎え、翌16日に「仏の国」として“お盆”が終わる。戦前の日本は文字通り「神の国」として勢力を拡大していた。今では「神の国」を称えるような行事は基本的に行わない。靖国神社への政府首脳の礼拝も「神の国」として受け止められ近隣国から指弾を受けたりする。つまり、もはや「神の国」ではなくなったような……。それでありながら、正月になると国民の多くは神社参拝を欠かさない。あれ、やっぱり「神の国」であるような……。その一方で「お盆」という「仏の国」としての行事も、毎年行われる。こちらは仏教国であることの徴として“読経”して先祖様たちを供養する。亡くなった方達は伝統的に“お盆”になるとやって来るらしい。不思議なことに、日本では「仏の国」として“お盆”になると血縁者達が集まって手を合わせ、「神の国」として“お正月”になると血縁者達が集まって神社に行って手を合わせる。どちらも血縁者達が集まって“手を合わせる”点では共通している。一方は“仏壇”に向かって、或いは“お墓”に向かって手を合わせ、一方は“神棚”に向かって、或いは“神社”に向かって手を合わせる。だから、われわれ日本人はひょっとすると“神様”と“仏様”のハーフとして生まれて来たのかもしれないのだ。そういわれてみると、何となくハーフっぽい顔立ちをしているではないか。そこで問題は、亡くなった時に「神の国」に行くのか、それとも「仏の国」に行くのか、迷ってしまいそうな点だ。神の国では天照大神が「ハダカで踊ってくれる」というし、仏の国では「天茶酒を飲ませてくれる」というし、どっちも行きたくて迷っているうちに「地獄に突き落とされる」という話をよく聞くけど、とりあえず「神仏咬合でお願いします」って予約を入れて置くのが良いような……。どうして“笑って許して”くれないの。そんなに、わたし、おかしいことは言っていないと思うんだけど……。
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