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今日の迷言・余言・禁言

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日本株「二番底はない」12月「最高値更新」⁉


今年8月は日本経済にとって記念すべき年になった。それは史上もっとも日本株が大きく暴落し、翌日にはもっとも急騰した年となったからだ。昔から金融市場には「落ちてくるナイフは拾うな」という格言がある。つまり、急落する株というのは、想像以上に“落ち続ける”性質を持っているので「底値」だと思って買っても、さらに“もう一段の底値”が待っているケースが多いからだ。実際、今回だって“底値”と見て購入した人たちは、もう一段の底値で“追加の保証金”を迫られ経済的窮地に陥った人たちも多い。そこで、日本株を扱うだれもが「8月だけで終わりなのか」それとも9月に「二番底」となる暴落はあるのか、不安気に“持ち直しつつある日本株”を眺めている。わたしは今回の“暴落”に関しては、結果的に視れば「日本株」だけの現象となってしまったので「二番底はない」と見ている。これまでの暴落では、必ずと言って良いほど“二番底”があったが、それは“世界的なもの”で「ハッキリとした理由があった」からだ。今回の場合、史上もっとも大きい暴落でありながら“その理由”がない。「日銀ショック」だという人もいるが、それは違う。日銀は「7月に利上げする」と、わたしは6月に述べている。アナリストでもない私に判るくらいなのだから、金融のプロたちに判らないはずがない。アメリカも「9月と12月に利下げする」と、これも同時に述べている。実際、いまや9月にアメリカが利下げすることは“決定的”となっている。6月の時点で、私に判るくらいなのだから、金融のプロたちが判らないはずがないのだ。だから、こういう“前もって予測できた事柄”を「予期せぬ出来事」と見るのはおかしいので、つまりは今回の暴落は「利ザヤ」を当て込んでいた投機家たちが引き起こした“偶然の産物”に過ぎない。だから、時間が経てば正常化するのだ。ショックが大きかっただけに時間はかかる。前にも述べたように、一時的に“円高方向”に触れていたが、それも徐々に私の言った通り“ドル高方向”に戻りつつある。アメリカの「ナスダック」と「日経平均」とはまったく同一の日に“今年の最高値”と“今年の最安値”をつけている。注意すべきは、アメリカの「ダウ」とは連動していないのだ。日本株はアメリカの「ナスダック」に歩調を合わせている。したがって「ダウ」よりも先に“最高値”となり、その後に低迷して、今後ふたたび“最高値更新”を目指す「ナスダック」に追従して、12月に向けて再び「最高値更新」を目指していくのが「日本株」なのだ。
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