昨年9月17日、私は「この一言で救われる」の中で民進党の党首になった蓮舫氏について書いた。その顔貌から、法令線がクッキリとして使命感の強いリーダー型だが、顎のラインが弱く、肉付きも乏しく、組織のトップとしてはふさわしくないこと。こだわりが強すぎて大勢の人々を率いる人物の相ではないこと。したがって、今後の民進党は弱体化していくであろうこと。特に星の配置から、2017年の夏場をどう乗り切るかが課題となっていくだろうこと。…残念ながら、その通りに進んできていて、7月2日の都議選の結果いかんでは“責任論”が出て来るのは必至の情勢となっている。政治家や実業家の場合、その地位を受け継いだ後に、顎のラインに変化が出て来て骨太になり、肉付きも豊かに変わる例がある。ところが彼女は変わらなかった。むしろ、ますます顎のラインが寂しくなった。せめて髪を長くして顎のラインの細さをカバーすれば、多少、印象的にも違ってくるのだが、ますます“カリアゲ気味”で顎の鋭さが強調されている。元々このタイプの人は“攻撃型”で、攻めは強いが守りは弱いという特徴がある。したがって勢いのある時には“輝いて見える”のだが、衰えて来ると妙に“寂しい”のだ。実際、都議会議員の民進党離れが加速している。6月6日には側近の柿沢前役員室長の妻である柿沢幸絵都議が離党した。わざわざ蓮舫氏が応援に駆け付けた後の反旗であった。こういう時、古代の賢人は「人徳」という言葉を使う。人徳が無ければ、人心をとどめることは出来ないというのだ。その人徳はどうすれば得られるのかというと「清濁併せて飲む」ことが出来るかどうかに掛かっている。この言葉の元々の意味は、大海が清流も濁流も隔てなく受け入れることから、善人でも悪人でも受け入れる度量の大きさこそが「器」の大きさとなり、人の指導者として必要なことであると説く。蓮舫氏だけでなく、今の日本人全体に必要な“教え”なのかもしれない。
或るインタビュー記事を読んだ。精子提供を受けて生まれ、それを知らずに29歳まで過ごし、偶然知ることになって、その後は「なぜ知らせてくれなかったか」「提供者を捜し出したい」という気持 続きを読む
ホテル事業で赤字を膨らませていた企業が、いつの間にか“大きく変身”して、いまや「日本のストラテジー社」と呼ばれている企業がある。東証スタンダードに上場している「メタプラネット」とい 続きを読む
学歴詐称問題で“すったもんだ”したあげく、伊東市の田久保真紀市長は「続投」することを表明した。今年はどうも“そういう年”らしく、兵庫県の斎藤知事も最終的に「続投」となった。マスコミ 続きを読む
架空取引による「裏金捻出事件」で川崎重工は神戸造船工場の幹部ら関係者51人を懲戒処分にした。その“裏金”を飲食費やゲーム機提供に宛てていた海上自衛隊のトップを含む関係者93人に対し 続きを読む
TV画面に「逃げて‼」という文字が大きく出ている。いつまでも出ている。だが、実際には“3m”と予測されていた地域でさえ“1m”にも達していない。だが画面には、いつまでも「逃げて‼」 続きを読む
選挙によって野党がちょっとだけ多くなり、その結果として「現金給付」より「減税」に傾く可能性が、ちょっとだけ強くなった。最近は日本だけではなく世界的に“極右政党”が大躍進の時代となっ 続きを読む
「石の上にも3年」という言葉があるが、山形大学が「ナスカの地上絵」の研究を始めて早や20年が経過している。石の上にも20年だ。その結果、今回も「248点の新しい地上絵」を発見したそ 続きを読む
確か2年ほど前まで「生涯収支マイナス2億円君」だったような記憶がある「霜降り明星」粗品氏が、現在は「生涯収支マイナス4億円君」に変っていて、相変わらず毎週土曜日に彼自身の“競馬予想 続きを読む
われわれはどうしても「喉元過ぎれば熱さ忘れる」で、苦悩しているときには「これさえ上手くいけば幸せになれるのに…」などと思いがちなものだが、いざ、それが過ぎ去ってしまうと、もう“その 続きを読む
もはや石破首相の退陣は“決定的”と言われる。それでは次に“日本の首相”となるのは誰なのか。運命学的な観点から観て見よう。国民へのアンケート調査によると、次期首相として「もっとも相応 続きを読む