昨年9月17日、私は「この一言で救われる」の中で民進党の党首になった蓮舫氏について書いた。その顔貌から、法令線がクッキリとして使命感の強いリーダー型だが、顎のラインが弱く、肉付きも乏しく、組織のトップとしてはふさわしくないこと。こだわりが強すぎて大勢の人々を率いる人物の相ではないこと。したがって、今後の民進党は弱体化していくであろうこと。特に星の配置から、2017年の夏場をどう乗り切るかが課題となっていくだろうこと。…残念ながら、その通りに進んできていて、7月2日の都議選の結果いかんでは“責任論”が出て来るのは必至の情勢となっている。政治家や実業家の場合、その地位を受け継いだ後に、顎のラインに変化が出て来て骨太になり、肉付きも豊かに変わる例がある。ところが彼女は変わらなかった。むしろ、ますます顎のラインが寂しくなった。せめて髪を長くして顎のラインの細さをカバーすれば、多少、印象的にも違ってくるのだが、ますます“カリアゲ気味”で顎の鋭さが強調されている。元々このタイプの人は“攻撃型”で、攻めは強いが守りは弱いという特徴がある。したがって勢いのある時には“輝いて見える”のだが、衰えて来ると妙に“寂しい”のだ。実際、都議会議員の民進党離れが加速している。6月6日には側近の柿沢前役員室長の妻である柿沢幸絵都議が離党した。わざわざ蓮舫氏が応援に駆け付けた後の反旗であった。こういう時、古代の賢人は「人徳」という言葉を使う。人徳が無ければ、人心をとどめることは出来ないというのだ。その人徳はどうすれば得られるのかというと「清濁併せて飲む」ことが出来るかどうかに掛かっている。この言葉の元々の意味は、大海が清流も濁流も隔てなく受け入れることから、善人でも悪人でも受け入れる度量の大きさこそが「器」の大きさとなり、人の指導者として必要なことであると説く。蓮舫氏だけでなく、今の日本人全体に必要な“教え”なのかもしれない。
近年の韓国には“自己主張の強い人たち”が多い。いつの頃からか“協調性”というものを失い始めているような“危うさ”を感じる。昔、欧米系のニュースを観ていて「なんでも、すぐデモをする人 続きを読む
最初にお断りしておくが、プレゼントとかお年玉とか言っても、もちろん直接、差し上げるのではない。さらに「絶対に急騰する」という保証もしない。当然のことながら、投資は最終的には“自己責 続きを読む
奇妙なことに、年末が近づいてくると、人は「過去」を振り返る。それも去年とか一昨年の“身近な過去”ではなくて、ずっと遠い「子供時代の過去」についてだ。年末以外には“忘れている”のに、 続きを読む
北九州市内のマクドナルド店舗内で12月14日、平原政徳容疑者(無職43歳)が無面識の二人の男女中学生を刃物で殺傷した。防犯カメラ映像などの追跡から平早容疑者が浮上し、19日になって 続きを読む
ときどき「良い悪い」とか「正しい正しくない」とか……そういうこととは別の「人間として…」考えてしまうような問題が発生する。多くの人が関心を寄せ、同時に心を曇らせるニュースが入った。 続きを読む
謎の飛行物体が、米ニュージャージー州を飛び交っている。11月中旬以降に頻繁に目撃されるようになった。確かに映像を見てみると、明らかな飛行物体で、その点は間違いがない。問題は“どうい 続きを読む
世界的な自動車メーカー「ホンダ」と「日産」が経営統合のための協議を始めた…との報道が出ている。これに将来的には、日産とかかわりの深い「三菱自動車」が加わって“三社統合”となっていく 続きを読む
人間には大きく分けて“二種類の人間”がいる。自分の“過去に執着するタイプ”と、過去にどんな出来事があっても、それはもう過去のこととして“執着しないタイプ”だ。そうして、どちらかと言 続きを読む
資生堂、コーセー、花王、ポーラ……と言えば、日本を代表する化粧品メーカーだ。これら企業は、中国をはじめとするアジア各国への輸出量が多く、広く“そのブランド名”が知れ渡っている。先進 続きを読む
人はときどき人生の途上で立ち止まる。「この道だけが自分の道なのか」と、立ち止まる。多くの人は、一時的に立ち止まるのだが……そのまま進んでいく。少数の人だけが、立ち止まった後「もう一 続きを読む