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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


暖房設備がない台湾「院外心停止」で437人死亡


地球温暖化で気温が上がっている……という神話は、いつの時代だったか。台湾では予期せぬ寒波の到来で死者が続出している。今年に入ってからだけで437人もが“寒さ”に身体が適応できず亡くなってしまったというのだ。その寒さというのは1月6日や9日の“10度に達しない気温という程度のものだ。わたしの暮らす北海道なら、こんな気温どうってことはない“暖かな日”の気温だが、どうも台湾の人たちの身体では調節が効かず“受け止めきれない温度”らしいのだ。初めて知ったことだが、台湾の場合、日頃が暖かいというか…暑いというか…それが日常なので、未だに暖房設備というものが各家庭に施されていないらしい。それが結果的に、予期せぬ寒波襲来に耐えられない状況を作ってしまった。台湾では10度以下になるだけで「低温特報」というものが発令されて、危険を知らせているという。ただ各家庭に暖房設備がないため、その注意報を発令されても、部屋の中をすぐには温める方法がない。北海道のような寒冷地帯で育つと、多少、寒くなっても、身体が“それ”に合わせるよう自衛する本能が働くものだが、台湾の人たちの身体は、そういう本能が乏しいのかもしれない。若い人たちより、高齢の人たちの方が「院外心停止(OHCA)」という形で死亡する危険が高いようだ。日本では夏場に、気温が上昇した時、高齢の人たちがエアコンなど使用せず室内で死亡してしまうのと似たような状況かもしれない。近年は地球温暖化ということで、寒さよりも暑さの方に対処法が向かいがちである。ところが去年も韓国では正月にソウルでは-20度、平昌では-28度を記録している。アメリカでは寒波によって90人以上の死者が出ていた。地球温暖化はどこへ行ってしまったのか。とにかくIT大国である台湾が「寒波に敗れる」というのはどう考えても理不尽だ。もっと身近な“家電製品”で応急処置が出来ないものなのだろうか。北国仕様のエアコンを日本から贈ってあげてはどうだろう。何かの報道であったが、インドなどでも各家庭には未だに“冷房施設の無い住居”も多いようだった。どうも、この辺、暑さ寒さに対する自然界のと共存は、そんなに難しいことではないような気がするのだが、IT大国ほど活かしきれていないような……。
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