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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


最期も「立つ鳥跡を濁さず」キラー・カーン⁉


年齢が行くと誰でも、あちこちに故障する箇所が出て来る。元プロレスラーと言えども同様である。ということで元プロレスラー・キラー・カーンの小沢正志氏がS状結腸がんで手術を行うことを公表した。8年前にも“大腸がん”での手術は体験済みで、そういう意味では“再びの挑戦”となる。腸系統のがんは再発しやすいので、どうしても出来たモノを取り除いたから“安心”というわけにはゆかない。それでも、よほどのことがない限り、大腸がん自体で死ぬことはない。この人を取り上げたのは別のところにある。キラー・カーンは人気絶頂時に突如引退したのだ。プロレスだけではない。最初、大相撲に入って力士となり「越錦」という四股名で幕下40枚目まで上がった。“これから”というときだが、その時点で突然、自ら廃業してプロレスの世界へと身を投じた。プロレスラーとしては最初はあまり活躍できなかったのだが、海外修行で欧州を転戦、さらにメキシコも経由して、アメリカのWWFと契約し「悪役キラー・カーン」を名乗って人気を出した。このころ、プライベートでもアメリカ女性シンディと結婚。まもなく女児を授かった。こうして公私とも充実した中で、家族を連れ日本に戻りキラー・カーンとして活躍した。ところが、妻と娘さんは日本に馴染めず、アメリカに帰ってしまった。そこで彼も追いかける形でアメリカに渡って、再びWWFと契約し活躍し始めたのだが、なぜか突然「引退」してしまう。奥様に「私たちの生活はどうなるの」と懇願されたらしいが、聴く耳を持たず独り日本へと戻って、その後は居酒屋経営などを始める。ところが、居酒屋も一時期は6店舗など経営して盛んだったが自転車の「ひき逃げ事故」など起こしたことで客足が減り突然閉店。現在はYouTuberが主軸のようでもある。これは、あくまで大まかな足取りだが、実際にはもっと「突然辞める形」での履歴が多い。結婚生活にしても、実際には35年間も妻子に逢っていないという。「立つ鳥跡を濁さず」というが、いろいろ事情はあるにしても、もう少し“きれいな辞め方”をしないと師匠たちが泣く……
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