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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


本田圭佑・前澤友作・井村俊哉の理想と現実⁉


元サッカー選手で現・投資家の一面を持つ本田圭佑氏が新しいベンチャーファンドを設立し、SBIや三井住友などの金融系企業から153億円の資金調達をした…と報道されている。設立したファンドは「X&KSK…(省略)」という名称で「デカコーン創出を目指す」という触れ込みのようだ。そういえば、昨年には元企業家で現・投資家の前澤友作氏も「カブアンド」という奇妙な名称のファンドらしきものを立ち上げている。更に、その少し前には元芸人で現・投資家の井村俊哉氏も新しいファンドを立ち上げていた。それぞれ詳しい内容に関しては、調べていないのでわからないが、共通しているのは、才能と財力を持った人たちが、新たなる“投資事業”を始めて、一般の人たちにも、その参加を募っている…構図だ。日本で有名投資家と言えば、真っ先に思い浮かぶのが孫正義氏で、いまや彼の投資ファンドは500兆円とか1000兆円とか、とてつもない額の投資になっていて、その投資結果も大きな成功をもたらしているものもあれば、大きな赤字を生み出しているものもある。多数の企業に出資しているので、表現は良くないが「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる」方式とでもいうか、とにかく多数のユニコーンに投資して、そのうちのいくつかが大成功すれば“結果オーライ”のような状況に視える。孫氏のようにオイルマネーの資金源を有していれば、そういう感じで“あちこち”に投資し、その中から「ダイヤモンドの原石」を見つければ良いのだが、ここに示した本田氏や前澤氏や井村氏は、まだ孫氏と“肩を並べる”ほどの投資家とは言えない。ただ今後実績を積んで“肩を並べる”ほどになっていく可能性はある。特に、この三人の良いところは、日本のベンチャー企業に対しても投資しているところで、その点、孫氏は「日本には未来を担う企業がない」ということで、ちょっと冷たい。三人の中でも、特に本田氏は“日本のベンチャー企業投資”に対して積極的で、そういう意味で今回も、日本の金融大手が“手を貸す形”を取ったのかもしれない。或いは逆に、金融企業側が「世界の本田圭佑」の名前を広告塔としてファンド設立をもくろんだのか、どっちがどっちでも良いが、日本ベンチャー企業の中からも、世界をリードしていくような企業が育って、それに投資した日本人たちも「裏切られた」と騒ぐのではなく、大いに潤うような“そういう時代”がやって来ることをひそかに期待したい。
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