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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


格差拡大で「半額倉庫」が“全国制覇”する日⁉


近年、インターネット通販の勢いはすさまじい。今や利用していない人の方が“珍しい”とまで言えるようになった。利用者が多くなると、それに伴なって増えていくのが「未使用返品商品」と呼ばれる品物だ。利用者の手元に届いたのだが、何らかの理由から、使用せず“そのまま返品されてくる商品”だ。数多く利用していれば、必ず、そういう品物が出てくる。たとえば、本来なら3日後に使用するはずの商品で“2日後に届く予定”となっていたので購入したのに、風水害などあって商品が遅れてしまったような場合、使用するはずの日を過ぎてしまえば“必要がないもの”に変ってしまう。この“到着予定日”というのはなかなかに曲者で、海外から届けられる商品などでは“遅れて届く”ことなど珍しくない。総じて通販の場合、実物は当たり前の話だが、手元に届くまでわからない。画像で見る限りは美しかったのに、実際の商品は色合いや素材が思っていたものと“大きくかけ離れている”というケースも多い。さまざまな理由から、返品されてくる商品は意外なほど多いのだ。メーカー側としては、そういった商品を“再販”するより“破棄”してしまった方が安くつく。そこで、そういう商品を一括購入して「半額に値引きする形で商品とする」という方式の店舗を展開しているのが磯遊晋介社長の「半額倉庫」だ。最初の兵庫1号店から始まって現在まで全国に14店舗に拡大するまでに至っている。この勢いは今後もおそらく止まらない。なぜなら日本国内において経済的な格差がこのところますます大きくなってきたからだ。更にインフレ的に商品の価格が徐々に上がりつつある。そういう時代にあっての「全品半額」は、大いなる庶民の味方として受け入れられる可能性が強い。ここにあるのは決してリサイクル品ではない。すべて店舗販売されてきた未使用の商品ばかりなのだ。それを正価の半額で売る。もっとも通販客が「不要」とするものの中には、実際に“役立たないもの”なども含まれている。通販では“とりあえず売ってみる”ような場合もあるからだ。経済の“二極化”が進む時代には、高額商品と“極端に安いもの”のどちらかが売れるのだ。
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