「single-blog.php」* 有料カテゴリ:「今日の迷信・余言・禁言」は月額1,200円で読むことが出来ます。// ざっくりとは終了 // Header画像を変更する事

今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


次々燃え上がる“心霊スポット”「廃業ホテル」


世の中には「嘘のような本当の偶然」が時々ある。例えば「心霊スポット」と呼ばれている廃墟では何故か“火災が発生しやすい”という噂がある。3月12日の午前3時頃、岐阜県養老町の廃業ホテル「フルー」で火災があった。もう廃業してから8年ほど経っているが、だれでも侵入可能な状態のまま放置されていたので“放火”とみられている。3月19日の午後9時頃、愛知県南知多町の廃業ホテル「プルメリア」で火災があった。発見が早く7回のカーペットが焼けただけで火は消し止められた。これも侵入可能な状態だったので“放火”とみられている。3月20日の午前5時頃、三重県菰野町の廃業ホテル「鶯花荘」で火災があった。このホテルは湯の山温泉の旅館ホテルとして昔は繫栄していたが、最近はときどき若者たちが深夜にやって来て、騒ぐ声や物音などが近隣の人々に知られていた。いずれのホテルも廃墟となったまま放置されていて、近年は「心霊スポット」として一部のマニアに知られていた。三重県も、愛知県も、岐阜県も比較的近いが、それぞれ県を跨いでいるし、街中ではないので、放火だとしても関連があるのかどうか微妙なところではある。ただ、興味深いのはいずれの廃業ホテルも「心霊スポット」として地元の人に知られていた、という点である。これらはただ単に廃業ホテルとしての共通性だけなのであろうか。たまたま“偶然の連鎖”で放火が続いたという“それだけのこと”なのであろうか。そして、ほんとうに「放火」なのだろうか。マスコミ報道は「放火ではないか」という言い方で共通しているのだが、確実な警察発表ではない。もちろん、普段は“火の気”となるものがなく、だれでも侵入可能な廃墟となれば、そういう風に見るのが妥当ではある。ただ「心霊スポット」の“噂”というのは廃業ホテルならどこでもそうなのかと言えば、そうとは言えない。通常、誰かが何かを視るとか、聴くとか、出遭うとか、何かしらの“不吉”なことが生じて、そういう風評になる。そういう意味では近隣で、もう一軒、似たような放火事件が続いて起こったなら、慎重に捜査を行うべきだろう。
「ex-module-past-post-list-01.php」出力:single-post用の過去記事ループ処理

過去の記事一覧今日の迷言・余言・禁言