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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


欧米後退し、20年後は「中国の時代」が来る⁉


私が最初に中国本土を訪れたのは20年以上前だが、その頃の中国はまだまだ“発展途上国”の印象が強かった。地方都市では、まだ“人民服”を着て歩いている人物をときどき見かけた。正直、今日のような経済的な発展は予測できなかった。皮肉なことだが、発展途上にあった中国が“お手本とした国”は、アメリカと日本であった。だから多数の優秀な留学生がアメリカや日本にやって来ていたのだ。そして“欧米式”の知識や技術だけでなく“暮らし方”や“ビジネスの在り方”まで身に着けていった。そういう人達が牛耳ているのが今の中国社会なのだ。半導体などの科学論文の数が、完全にアメリカよりも中国が上回ったと新聞が伝えている。もはや世界一の“科学大国”が「アメリカ」から「中国」に変わったと認めざるを得ない。この論文数の数が重要なのは、やがてそれに相当するビジネスが展開されていくことが確実だからで、今すぐとはならないが20年後、25年後になれば、間違いなく中国は科学技術の上で、世界をリードする国に変わって行くだろう。つまり、これまでのアメリカが果たしていたような役割を中国が担うのだ。昔、日本では、中国は「日本」や「アメリカ」を真似てばかり、偽造品ばかり、まがい物ばかりじゃないか、と嗤っていた。確かに「世界の製造工場」と言われ、さまざまな分野の製品の“下請け作業”を低賃金で行っていた時代もあった。けれども徐々に時代は変化していった。いまや、その役割を担っているのは中国ではない。その時代的な変化を日本人の何割が気付いていただろうか。いつの間にか“遅れ”を取っていたのは、中国でも台湾でも韓国でもなく、我が日本であった。いまの日本は、若い経営者や起業家が育っていない。新しい特許や技術も生まれていない。どうしてなのかというと、国家戦略として、未来の日本をリードしていく若者を育てようという“経済的な余裕”が無くなってしまっているからだ。そういう分野に“金”を投じれないのだ。占いの分野でも、いまの日本ではハッキリとした方向性を打ち出せている人物がいない。例えば中国では医療分野と占術分野が結び付いて“慢性病”や“遺伝的な持病”を早期に発見するとか、治療法に東洋五行思想を取り入れて、その改善傾向を手相の変化で読み取っていくなど、新しい試みがさまざまな研究者が行っている。必ずしも、国家的な承認を得ているわけではないが、少なくとも日本のような“わけのわからない占い”からは脱出しようという動きが、マスコミも含めて動き出そうとしている……
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