「single-blog.php」* 有料カテゴリ:「今日の迷信・余言・禁言」は月額1,200円で読むことが出来ます。// ざっくりとは終了 // Header画像を変更する事

今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


殺せば「優秀な息子」の“記憶”だけが残る


人には誰でも「虚栄」の部分がある。現状よりも“より良く見せたい”とか“より高く評価されたい”という本能がある。だが、それは多くの場合、“知らない人達”に対してだ。身近で自分の“隅から隅まで知っている”ような者には隠さないのが普通だ。ところが、そうではなくて、全ての人に対して、隠し続けようとする人がいる。家族で一緒に暮らしている者に対してまでも、自分の本当の「姿」を知られまいと努力する人たちがいる。“虚栄の塊”ともいうべき“生き方”をしている人物だ。それは多くの場合、本人が願っているのとは「逆」の現象をもたらす。つまり、不幸を呼びやすいのだ。彼の場合も、犯罪の根源にあったのは「虚栄心」である。今の段階で殺してしまえば、家族全員、自分を「州立ヨーク大学で電子工学を学んできた息子」として死後も記憶する。誰に殺されたかがわからなければ、その記憶だけが永遠なのだ。自分が本当に学んでいたのはオンタリオ州のセネカ・カレッジ電子工学部で、しかも途中でついていけなくて退学したことなど、誰も知らなくて良い。退学したのちも、毎日学校に通うふりをし続けてきた。郊外のショッピングモールやジムなどで時間をつぶしていたのだが、家族に知られるはずはない。家族構成は、祖母と母親と姉と父親と一緒に5人で暮らしていた。家族の仲は良く、特に祖母と母親は自分に優しかった。だから余計に話せなかった。祖母と母親とは「優しくて優秀な息子」という表現をいつも使った。だから、真実を知らせてはならないのだ。本来であれば、自分が卒業すべき日の“前日”こそ、殺害を実行する日になった。全員、後からバールを使って頭部を殴り、倒れ込んだところを抱き上げ咽喉を掻っ切る。そうすれば確実に絶命する。実際、そういう方法で4人共殺害した。精神的には何の迷いもなかった。しかも、見事な殺人だった。ほとんど抵抗されることもなく、4人の喉を掻っ切ることに成功したのだ。嬉しくなって、オンラインのゲーム仲間に、あっという間に家族を次々殺したと自慢した。本来であれば、卒業となるはずだった記念の日、メナーズ・ザマン(24歳)は仲間からの通報によって逮捕された。
「ex-module-past-post-list-01.php」出力:single-post用の過去記事ループ処理

過去の記事一覧今日の迷言・余言・禁言