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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


母親を「反面教師」として生きる


人にはさまざまな“生き方”がある。自分の母親や父親を「反面教師」として捉え、自らの“生き方”を選択するのも、その一つと言えるかもしれない。女優・神田沙也加氏は、その典型と言えるかもしれない。彼女は2017年5月に俳優・村田充氏と“地味な結婚”をした。それは母親である松田聖子氏の何回かの結婚とは大きく違っていた。その証拠に、彼女は父親との“スリーショット”を掲げたが、母親の顔は最後まで出さなかった。神田沙也加氏にとって、母親の“結婚”や“生き方”は、自分とは“相容れない”ものであったようだ。夫である村田充氏は俳優であったが、どちらかと言えば“地味な存在”として名の通りは良くなかった。多くの人が「誰?」と、いうような存在であった。けれども、母親のように“結婚”を捉えていない彼女は、献身的で“家庭的な夫”を択んだ。結婚して半年もたたないうちに“耳の病”により「俳優業」を休止することになったが、夫婦間に亀裂は起こらなかった。元々が「格差婚」と言われ、俳優業の休止では「ヒモ夫」とさえ言われた。けれども、苦労して現在の地位を勝ち取った彼女は、夫が有能で地道に俳優業に打ち込んで来たことを知っていた。ネットの批判に反論しようとした妻をいさめたのは夫の方だった。そうして夫は“耳の病”に負担の掛からない仕事を模索していた。そして、以前から心得の在ったイラストデザインの仕事を行うように変わっていった。ひょっとすると、この分野の方が才能を発揮でき、性格的にも合っているかもしれない。妻は密かにそう思い始めていた。こうして、夫の病や休業は、夫婦の間に亀裂はもたらさなかった。母親を「反面教師」として“家庭らしい家庭”を持ちたいと願った少女は、その夢を果たして、充実した日々の中で仕事に精を出している。

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