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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


気象庁よ「占いとは違う」と胸を張れ⁉


私が年初から言っている「防ぎようのない自然災害」が“猛威”を振るっている。世界各地で、さまざまな形で猛威を振るっている。ただ、こういうものは「今年は運命学的に“そういう年”なのだ」と割り切ってしまえば、別に次々起こっても驚くこともない。人間というのは「先が解からない」から不安になるので、ある程度の“見通し”が立てば、そんなに怖がることも無くなるのが普通だ。そういうわけで、とにかく今年いっぱいは(正確には来年の年初くらいまでは)「防ぎようのない自然災害」というものの“怖さ”を、われわれが乗っている「地球丸」は見せつけることであろう。ただ、それが通り過ぎれば、徐々にではあるが“本来の姿”に切り替わっていくだろう。このまま沈んでいくことはない。結局、形の上での“世界大戦”は無くなったが、“貿易戦争”や“人種戦争”は無くならず、“疫病”もはびこって、嫌でも「地球丸」の乗船者たちは“脱皮”を繰り返しながら、生きていかなければならないように出来ているのだ。むしろ、何事もなかった“平穏な時代”や“平和の時代”や“経済発展の時代”という「順調な歴史」は、地球の歴史から見ればそう長く続くものではないのが“本来の姿”だったのだ。或る意味ではだから、そういう「順調な時代」に大部分の年齢を過ごすことが出来たわれわれは“幸運世代”とも言える。さて、気象庁は昨日“前線の停滞”が予想以上に長くて、西日本一帯の“豪雨”が3日に始まって13日連続となり、記録を更新して、それを見通せなかった「われわれの実力不足だった」と気象庁の関田康雄長官は記者会見場で詫びた。けれども、私は違うと思うのだ。元々、気象庁の天気予報は「占い」とは異なる。的中すれば良いというものではない。世の中の多くの人は間違っているが、逆に「占い」は、本来の役割は“的中させること”で、それが出来れば、その後の“対処法”に関しては多少上手く行かなかったとしても、本来は“責められるべき”ことではない。もちろん、対処法も見つけようと努力するが、見つけられないこともある。さて「天気予報」の方は、的中は“二の次”で良い。むしろ、その後の“対処法”について、的確に指示できるよう他と連携を取りながら、的確な指示を行えば良い。所詮、データによって知り得るのは、その程度のものだからである。「占い」の場合はデータだけでなく、或る種の経験的な直観力が、これにプラスされる。だから、同じデータからでも、当てられる人とそうでない人とが出てくる。何度も失敗して、惨めな経験をして、それがやがて的中をもたらす。だから「外す」ことを怖れるなら、プロ占い師になるべきではない。
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