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漫画家の彼からのプロポーズを断ってしまいました


(S57年生まれ、女性N・F)

編集者に持ち込みを続けているフリーの漫画家で、今は水商売の方で生計を立てています。ただ水商売は向いていないので、漫画家として生計を立てられたら、すぐ辞めるつもりです。私には現在付き合っている漫画家の彼がいます。彼は昨年から商業誌に連載を始め、中々の評価を得ているようです。私も早く同等の地位を得たいのですが、何を描いても満足するものが出来ず、自己嫌悪の毎日です。彼から先日プロポーズを受けたのですが…情緒不安定な今の状態では幸せになるとは思えず、断ってしまいました。日々心穏やかに過ごしたい私はどうすれば良いのでしょう。

歌手でも作家でも漫画家でも同じことですが、才能があるから若くして成功するとは限りません。それから仕事はすべて平等ですから、水商売を蔑視するような発言はいけません。文面掲載では省略されていますが、あなたが水商売で生計を立てていることを知らない彼に対し正直にそれを伝え、それを知ってでも結婚してくれるか、訊いてみるのが良いでしょう。それでも良いのなら、彼の家族に逢いましょう。そうすれば自然に結婚へと向かっていきますし、あなた自身違和感なく家庭に入れます。そうして生活基盤を得て大人向け漫画を描き続けられれば、やがて必ず日の目を見ます。(占断=波木星龍)

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