日本政府は“わが国独自”の北朝鮮への制裁措置を決めた。中国系の6つの団体、2人の個人の資産を凍結するというのだ。これらの資産を凍結することで、日本国内で北朝鮮へ資金の流れが止まる可能性がある。この報道そのものは、日本国内でも小さく扱われただけだったが、大きく反応を示したのは中国だった。すぐさま「日本側がアメリカに追従して一方的制裁を続けるなら、その結果責任は日本が負わなければならないだろう」と警告した。この中国の反応を、多くの日本人はよく解かっていない。危険なのだ。実際、表面上は「わが国独自の制裁措置」とうたっているが、もちろん、独自ではなくアメリカに促されてのことに違いない。つまり、アメリカは北朝鮮の“息の根を止めたい”のだ。じわじわと世界から“締め出したい”のだ。そのためには“戦えなくする”のが一番で、資金凍結は最も効果が高い。そこでアメリカ国内はもちろん、それ以外の関係国からも“金が流れない”体制を整えたいのだ。ところが、仮に日本からの金が流れなくても、中国やロシア、それにイランなど北朝鮮に“手を貸す国”はまだまだある。したがって、それらが一斉に“手を引く”形を取らなければ、事実上、息の根は止められない。つまりは、そんなに効果などないのだ。それなのに中国が異常なほど強く反応するのは“アメリカへの反発”を、日本の制裁措置に借りて表わしているからだ。つまり、中国の本音としては“アメリカに知らしめたい”のだ。だから、必ず日本に対して“何らかの手段”を講じるに違いない。一番厄介なのは、日本企業の“締め出し”、次が日本製品の“不買運動”、さらに“日本国への一時的渡航禁止”である。これらを行ってくる可能性があるのだ。せっかく日本と中国との関係が“綱渡り的に良い状態”を保ってきたのに、ぶち壊しになる可能性がある。中国との関係悪化は日本経済に危険信号を点滅させる。やっと、少しづつ日本の経済も浮上しつつあるのに、“振り出し”に戻す独自制裁はやめた方が良い。
選挙によって野党がちょっとだけ多くなり、その結果として「現金給付」より「減税」に傾く可能性が、ちょっとだけ強くなった。最近は日本だけではなく世界的に“極右政党”が大躍進の時代となっ 続きを読む
「石の上にも3年」という言葉があるが、山形大学が「ナスカの地上絵」の研究を始めて早や20年が経過している。石の上にも20年だ。その結果、今回も「248点の新しい地上絵」を発見したそ 続きを読む
確か2年ほど前まで「生涯収支マイナス2億円君」だったような記憶がある「霜降り明星」粗品氏が、現在は「生涯収支マイナス4億円君」に変っていて、相変わらず毎週土曜日に彼自身の“競馬予想 続きを読む
われわれはどうしても「喉元過ぎれば熱さ忘れる」で、苦悩しているときには「これさえ上手くいけば幸せになれるのに…」などと思いがちなものだが、いざ、それが過ぎ去ってしまうと、もう“その 続きを読む
もはや石破首相の退陣は“決定的”と言われる。それでは次に“日本の首相”となるのは誰なのか。運命学的な観点から観て見よう。国民へのアンケート調査によると、次期首相として「もっとも相応 続きを読む
アメリカの人気プロレスラーで俳優でもあるハルク・ホーガン氏が7月24日、フロリダの自宅で急逝した。心不全的な病だったようだ。2023年9月に25歳年下の女性と“3度目の結婚”をした 続きを読む
最近の調査で、いまの日本は欧米各国にも引けを取らないような“インフレ国”に変貌していることが判然としてきている。そんなことは言われなくっても、日常生活の中で、だれもがひしひしと感じ 続きを読む
ほとんどの人たちにとっては「結婚」と「離婚」は“正反対のこと”のように感じる。だから、いくら“お笑いコンビ「はんにゃ」”として長く仕事をしてきているからといって、片方が結婚を公表し 続きを読む
ちょっと早まったとでもいうか、自民党比例区の鈴木宗男氏は深夜に「政界引退宣言」を出して消えたのだが、なんとそれから数時間後に「ぎりぎり当選」が判明して、何ともバツの悪い「撤回の当選 続きを読む
最近、いろいろな場面で「AI」の進出というか、浸透というか、感じることがある。別に、そういう暮らしは望んでいないのに、パソコンでも、テレビでも、居酒屋でも、パフェでも、スーパーでも 続きを読む