それはスリランカのコロンボで4月4日に起こった。「現王者」が「新王者」として選ばれた女性から、舞台上で「王冠」を奪ったのだ。その直前、現王者はマイクを掴み取ると「択ばれたあなたには王者の資格がない。なぜなら、この大会は“結婚していることが条件”なの、あなたは既に夫と別れている。だから、真の王者は“2位の女性”がなるべきなの」そういうとマイクを放り投げ、もう一人の女性と一緒に、新王者の頭上から強引に「王冠」を奪い取り、2位とされていた女性の頭上へと王冠を載せた。一瞬の出来事で会場は静まり返り、誰もが言葉を失った。「新王者」だった女性が泣きながら舞台のそでに消えて、会場には大きなどよめきが起こった。「ミセス・ワールド世界大会」は1984年から開催されている由緒ある“美の競技大会”だが、18歳以上で“結婚していること”が出場資格として必要である。確かに、既に“離婚している”のであれば「王者」にはなれない。その後になって「王冠」を奪われたプシュピカ・デ・シルヴァ氏は自らのフェイスブックで反論する。「現在、私は諸事情あって夫とは別居していますが、離婚はしていません」主催者側の調べでも、それは事実であった。何よりも、現王者が新王者から、勝手に王冠を奪った行為を許せないで居た。そこで、改めて「新王者はシルヴァ氏である」と宣言した。「王冠」を奪われた時、新王者は顔面に負傷を負っていた。そこで現王者であるキャロライン・ジュリーを警察に告発した。こうして、現王者は4月8日に逮捕された。新王者デ・シルヴァ氏は記者会見を開き「謝罪してもらえるなら、告訴は取り下げる」と表明したが、現王者はそれを拒否した。その結果、19日から二人は法廷内で“対決”することになる。この事件は、いろいろなことを考えさせられる。新王者は記者会見で「私と同じようにシングルマザーとして頑張っている人たちに勇気を与えたい」とコメントしている。つまり、彼女は“離婚”はしていないのだが、事実上の「シングルマザー」であることを認めている。したがって現王者のいうことにも一理あるのだ。舞台上で王冠を奪うのは「プロレス」などだと面白いが、“美の大会”ではシャレにならない。
最初にお断りしておくが、プレゼントとかお年玉とか言っても、もちろん直接、差し上げるのではない。さらに「絶対に急騰する」という保証もしない。当然のことながら、投資は最終的には“自己責 続きを読む
奇妙なことに、年末が近づいてくると、人は「過去」を振り返る。それも去年とか一昨年の“身近な過去”ではなくて、ずっと遠い「子供時代の過去」についてだ。年末以外には“忘れている”のに、 続きを読む
北九州市内のマクドナルド店舗内で12月14日、平原政徳容疑者(無職43歳)が無面識の二人の男女中学生を刃物で殺傷した。防犯カメラ映像などの追跡から平早容疑者が浮上し、19日になって 続きを読む
ときどき「良い悪い」とか「正しい正しくない」とか……そういうこととは別の「人間として…」考えてしまうような問題が発生する。多くの人が関心を寄せ、同時に心を曇らせるニュースが入った。 続きを読む
謎の飛行物体が、米ニュージャージー州を飛び交っている。11月中旬以降に頻繁に目撃されるようになった。確かに映像を見てみると、明らかな飛行物体で、その点は間違いがない。問題は“どうい 続きを読む
世界的な自動車メーカー「ホンダ」と「日産」が経営統合のための協議を始めた…との報道が出ている。これに将来的には、日産とかかわりの深い「三菱自動車」が加わって“三社統合”となっていく 続きを読む
人間には大きく分けて“二種類の人間”がいる。自分の“過去に執着するタイプ”と、過去にどんな出来事があっても、それはもう過去のこととして“執着しないタイプ”だ。そうして、どちらかと言 続きを読む
資生堂、コーセー、花王、ポーラ……と言えば、日本を代表する化粧品メーカーだ。これら企業は、中国をはじめとするアジア各国への輸出量が多く、広く“そのブランド名”が知れ渡っている。先進 続きを読む
人はときどき人生の途上で立ち止まる。「この道だけが自分の道なのか」と、立ち止まる。多くの人は、一時的に立ち止まるのだが……そのまま進んでいく。少数の人だけが、立ち止まった後「もう一 続きを読む
誰もが、解かったような解からない雰囲気で、このニュースを伝えている。アメリカ次期大統領のトランプ氏が日本の「安倍昭恵氏」を15日、彼の邸宅である「マール・ア・ラーゴ」の夕食会へと招 続きを読む