よくよく考えると、かなり衝撃的な研究である。英国の学術雑誌に載った「双子」の出生数が多くなっている…という研究論文だ。世界各国で40年前と比較し30%以上も「双子」が増えているのだ。しかも、アジア圏では32%増だが、北米では71%増という“驚異の比率”が提出されている。この分で行くと百年後の先進国は「双子だらけ」になってしまうかもしれない。未来都市の想像図には「同じ顔」をした兄弟を多数描かないといけなくなる。実際、この報告で興味深いのは、確かに“双子”の数は増えているのだが、実は「一卵性双生児」は増えていなくて「二卵性双生児」の数だけが増えているらしい。これは何を意味するのか、遺伝子学的な観点からは「一卵性」は“同一人物”を表し「二卵性」は“同時に産まれた兄弟”のようなものであるという。そういえば“二卵性”の場合には、一方が男の子で、もう一方が女の子というケースも時々見られる。だから遺伝学的には“半分だけ共通”らしいのだ。つまり、百年後に「双子」が飛躍的に増えていたとしても、外貌も性格も“微妙に異なる”から、生活的に支障は少ないようなのだ。私には昔、双子のお客さんが居た。時々別々にやってくるのだが、見た目的には“同じに視えて”しまって、その人には関係のないことを言ってしまったこともある。だが、興味を持ってよくよく観察していたら、“奇妙な事実”に気付いた。それは運命的に“似たようなことが起こる”のだが、その起こる時期には“半年ほどのズレ”があるのだった。一方に恋人ができると、もう一方にも恋人ができるのだが、それは半年くらい経ってからだった。一方が病気になると、もう一方も病気になるのだが、それも半年くらい遅れてだった。この二人の場合は20分程ズレて産まれている。この20分の“差”が“半年の違い”となるのか、今のところデータ不足で解からない。姓名の名は、どちらも“ひらがな三文字”で一文字だけ違っている。もし、双子に関しての“運命学的な研究”をされている方が居たら、ぜひ知らせてほしい。
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