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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


私が12年前に指摘「クフの地平線」がTV登場⁉


年末年始になると「大ピラミッド関連」のTV番組が、なぜか毎年のように特集される。今年もそうだったが、その中にNHKで特番を組んだものがあり、エジプト学者の河江肖剰氏が出演しているものがあった。ギザの“大ピラミッドの謎”について、これまで考古学的に判明してきたものを解説しているのだが、特別、珍しい発表とか発見とかもなく、どちらかというと「すでに知られていること」をなぞったに過ぎない。ただ、その中に「クフの地平線」を扱った部分があり、それが“新しい発見の一つ”でもあるかのような形で解説されていた。何を、いまさら…と、わたしなどは思ってしまう。クフ王ピラミッドとカフラー王ピラミッドの中間に“夏至の太陽”が沈んでいくことは、昔から知られている。わたしは今から12年前に『古代エジプト守護神占星術』という本を出しているが、その中にも記述している。今回も河江氏は、建造当時のパピルス文書の中に「アケト・クフ」という“大ピラミッドの名称”が記されていることを述べていたが、この名称自体、日本語に訳せば「クフの地平線」で、つまりは建造当初からギザの大ピラミッドは「地平線=地球が球状であること」を暗示する名称でよばれていた。エジプト数学を調べればわかることだが、彼らは“円の面積”を求めるとき“正方形の面積”で代用しようとしている。したがって、古代エジプト人にとっては「四角錐の建物=半円球の建物」は同義なのだ。それゆえ、もし彼らが「地球北半球」を“石の建造物”で表そうと思ったなら、必ず、四角錐の建造物となる。そして、彼らの暦の起点である“夏至の日”の太陽が、クフ王ピラミッドとカフラー王ピラミッドの中間に沈んだなら、それは“地球が丸い”こと、太陽の影響下にあること、ギザの“二大ピラミッド”がどちらもほんとうはクフのピラミッドで“二つセット”で「クフの地平線」を表すものであることを、暗示していることに気付かなければならない。なぜなら、古代エジプトの「地平線」を表す文字は、文字通り「二つの山の中間に太陽が挟まれた形」として表記されているからだ。そして、二つのピラミッドの手前には「スフィンクス神殿」がある。よく「カフラー王の神殿」とごっちゃにされているが、スフィンクス神殿の方が考古学的に“古い時代”であることが明らかになっている。スフィンクスの古代の名称は「地平線の太陽神」で、文字通り“二つのピラミッド”の守り神なのだ。
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