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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


経済が変動する時、社会に「暴動」起こる証明


どうも最近の“世の中”は物騒でいけない。やっぱり“平和の国”が良いよなぁって欧州のニュースを観ていて思う。6月7日、デンマークでは欧州でも実力者として呼び声が高いフレデリクセン首相がコペンハーゲンの路上で暴漢に襲われた。さいわい怪我はたいしたことがなかったらしいが、次期EU大統領とも言われる若き人物への襲撃はEU各国にショックを与えている。じつは欧州の政治家が襲われることは稀ではない。5月15日にはスロバキアのフィツオ首相が首都郊外で銃撃を受け重傷を負った。5月3日にはドイツ社会民主党のマティアス・エッケ議員が若者4人から暴行を受け手術が必要な重傷を負った。6月4日にも「ドイツのための選択肢」に属する議員が路上でナイフを持つ男に刺された。なんと「ドイツのための選択肢」という政党は狙われやすいのか、2023年だけで議員への暴行が86件も報告されている。もう一つの「90年連合・緑の党」議員も狙われやすく、62件の暴行行為が報告されている。ドイツ人というのはそんなに暴力的なのか。確かに、ここにきてドイツは国内情勢が不安定だ。欧州の中でもロシアに近いドイツは、いろいろな意味でロシアの影響を受けている。どうしても、そういう人たちが「国」を“一つの纏まり”として認めないような部分があるのだ。近年まで、比較的それが抑えられていたのは、経済的に安定していたからだ。ところがここにきて急速に“その部分”にほころびが出て来ている。欧州の中でもそのインフレ率は極端に高かった。それに、ガザ戦争の影響、ウクライナ戦争の影響も身近に感じられて、人々の暮らしも殺気立っている。最近の“インフレ”は世界的な傾向だが、われわれが意識しやすいアメリカよりも、実は欧州の方がその問題に対しては頭を抱えている。なぜならアメリカのように財政が豊かではないからだ。日本と欧州とは、こと“経済的な成長率”という点ではそんなに変わらない。もちろん日本の方が劣っているのだが、意外と欧州もイタリアとかドイツとか決して経済が順調とは言えない国も出て来ている。したがって、特に個々の主義主張が強い欧州の人たちをまとめるのは、日本人のように比較的主義主張が少ない人種よりも難しいのだ。だから、日本もいろいろと問題山積みで政府の支持率も低いが、それでも「やっぱり日本は平和で好いなあ」と感じるのは、わたしだけであろうか。
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