久しぶりにBSで放映していた昔の映画『眠狂四郎女妖剣』の録画を見た。市川雷蔵主演の時代劇だ。この映画に限らず、最近、昔の作品を放映する時、頻繁に出て来るのが「作品中、差別的な言葉や表現が出て来ますが、当時の原作を重んじそのまま放映します」といったテロップである。観終わっても、何が差別的なのか、本来は相応しくない表現なのか、よくわからない。とにかく近年は“差別用語”、“虐待シーン”、“殺害シーン”、“全裸シーン”、“個人情報保護”、“環境保護”など、ありとあらゆるものに規制が掛かっていて、自由に表現できなくなっている。つい最近も「魚のスケートリンク」が中止に追い込まれた。魚たちの“虐待”や“イジメ”だというのだが、どこが“虐待”なのか、私には分からない。札幌雪祭りでも、既に20年以上にわたって「魚たちの氷詰め」を展示してきていたのだが、来年からは規模を縮小して継続するそうだ。大体、20年間も誰ひとり異議を唱えなかったということは、誰も“そういう意識を持っていなかった”ということで、その方が自然な発想だからだ。もし、それを“虐待”というなら、魚そのものを食さなければ良い。大体、今でこそ少なくなったが、昔の夫人たちは“平気で魚を殺し”調理していた。“虐待”というより“殺害”で、さらには“生きていたもの”をすぐに食する刺身など、残酷以外の何物でもない。もともと“新鮮なものを食する”といって、虫も殺さぬ顔した女性たちは“野菜”という植物の命を“生きたまま食する”ではないか、私はだから“火を通して死んでいる”野菜の方が好きなのだ。ともかく、現代はあまりにも規制が掛かりすぎている。だから映画にしろ、TVドラマにしろ、小説にしろ、舞台にしろ、不自然で表現力の乏しい作品しか作れない。作品中、眠狂四郎は「バテレンなど信じるから、そういうことになる」といった。もしかすると、これが“差別用語”なのかもしれない。けれども、江戸時代において武士がそう思うのは当然なことで、もし武士が“キリシタン”を擁護したとしたなら、その方が当時としては不自然な行為だ。もっとも、眠狂四郎はその“バテレンの血”を引いた剣士なのだが…。
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