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今日の迷言・余言・禁言

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“良く”も“悪く”も「中国」の正月って長いなあ


日本人の場合、例えば「正月休み」といっても、せいぜい1週間程度で、10日間とか、2週間とか聞くと「長いなあ」と感じる。中には「元旦しか休まない」とか、三が日だけ…という人もいる。とにかく日本人の「正月休み」というのは、大体がその程度であって、一か月も休みを取るような人はほとんどいない。ところが「中国」では“旧正月を挟む前後の40日間”が「正月休暇」として認識されているらしい。そして、その期間に何んと延べ人数で20億9500万人が「大移動をする」というのだ。まず、この人数に圧倒される。改めて中国という国の人口の多さに驚く。もちろん、実際の中国人は14億人程度で20億人もいないのだ。この点は勘違いしやすい。つまり、一人が何回も地方に動いたり、国内外を出入りしたりするので、こういう人員数になる。それにしても、すごい数ではないか。そして同時に「春節前後の40日間」を“休暇時期”として認識しているところがすごい。そんなに休んで大丈夫なのかと思ってしまう。もちろん、すべての人が「正月休み」として40日間を捉えていることはないだろうが、それにしても“長い正月”だ。確か前にも書いたことがあるが、この「春節」を尊ぶ風習は中国本土だけでなく、中華圏全域に及ぶ。東洋では「日本」など一部の国だけが「旧正月」を正式には祝わない。日本の場合、明治6年までは「旧暦」を使っていたので、中国と同じように「春節」を祝った。けれども暦を切り替え、欧米に倣うようになって「春節」とは“おさらば”したのだ。生活様式の多くが、今の日本人は“やや欧米式”である。まあ島国で「アメリカ」と「中国」の“間”に位置しているので、半分“西洋式”半分“東洋式”となるのは自然なことなのかもしれない。或る意味で、2000年以降に生まれた人々は、そういう意味では“欧米人のような眼”で「韓国人(朝鮮人)」や「中国人」を眺める。だから新鮮であり、拒絶感はない。ところが、これが1950年より前に出生している人々にとって“あの頃の中国や朝鮮”というものがどうしても抜けない。“あの頃”とは戦中・戦後すぐの頃の中国や朝鮮(韓国)だ。結局、人は“それぞれの眼”でしか視ることが出来ない。高齢の日本人にとって“上から目線”でしか視ることが出来なかった国々が、今や世界をリードしつつあるのだ。それにしても中国の正月は長いなあ。
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