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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


解散命令「逆効果」日本から1200人“合同結婚式”


昔から“力で抑えこもう”とすると逆効果で、かえって団結力が増してしまうものがある。その代表的のモノの一つが「信仰団体」だ。昨日、韓国のソウル郊外では旧統一教会である「世界平和統一家庭連合」による“合同結婚式”が行われた。この合同結婚式という魔法で、じわじわと信者数を増やし続けているのが旧統一教会だ。現代は世界的に“若い人たちの出逢いの場”が少なくなっている。ネット中心の世の中になったことで、直接コミュニケーションを取る機会が乏しくなり、その結果、見ず知らずの相手との“偶然の出逢い”というチャンスが失われつつある。電話詐欺などが多くなって、見知らぬ相手に対する警戒心が強まっていることも、これに拍車をかけている。その結果、自分が“信じられるもの”の場を通じてのみ、つながりを持っていく人々が多い。そういうツールの一つとして、若い人たちが求めている“生き方”“信仰”“運命”“思想”を示してくれる宗教団体が、秘かに拡大していきやすい社会的背景がある。もちろん、日本にも古来から伝わった信仰や宗教は沢山ある。けれども、日本の信仰や宗教には「運命として男女を結び付ける」という発想がない。旧統一教会が日本で普及した背景には、この「運命として男女を結び付ける」というシステムの力が大きい。今回も、日本から合同結婚式に参加した人数は1200名だと言われる。世界各国から5000人参加している「合同結婚式」に直接参加の日本人が1200名も居るのだ。実は、この宗教においては“日本人男性”と“日本人女性”は“特異な役割を持つ”と定められている。詳しく書くと長くなるので、要するに日本人女性は韓国人男性に対して“奉仕的要素を持つ結婚”をしなければならない。また日本人男性は韓国人女性に対して“経済救済的な要素ある結婚”をしなければならない。これらは信者たちに歴史的な“因果応報の結果”として、その教義の中で暗示的に教えられていく。したがって、韓国の宗教なのだが、日本人の獲得・拡大が重要な宗教でもある。今年3月に日本では東京地裁が、旧統一教会に対して「解散命令」を出したが、それが結果的に彼らの団結力を強めてしまったように視えるのは皮肉なことである。イスラム教もそうだが、家族・血縁に信者を増やしていくシステムを持っている宗教は、徐々にその数を増していくようになっている。幼い頃から、暮しの中で“教え込まれる”洗脳的な宗教が最も怖い。
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