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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


謎の「看板広告」で世界中から「花嫁」来襲⁉


世界にはさまざまな形の「お見合い」が存在する。特に厳格なイスラム教徒やヒンズー教徒たちが多く暮らす国や地域では、その風習が残っている。パキスタンなどは、その代表的な国の一つだ。ムハンマンド・マリック氏(29歳)は現在、英国のロンドンで暮らしている。本国パキスタンではないのだが、それでも“宗教的意識”はかなり強固なようである。パキスタンのイスラム教徒のほとんどは、友人や知り合いの“結婚式場や披露宴会場”で、未来の花嫁との“出逢い”を求める。それが一般的なのだそうだ。ところが、このところ“コロナ禍”となって「結婚式」や「結婚披露宴」というものが激減してしまった。そうすると彼らには“出逢いの場”というものがなくなってしまう。自分で相手を見つけられない男女には“強制的なお見合い”が待っている。パキスタンでは、それが当たり前なのだ。ロンドンに暮らしているのだから、パキスタンの風習に従わなくても…とわれわれは思うが、厳格なイスラム教徒はそういうものでもないらしい。「婚活アプリ」なども試してはみたらしいが、彼には“合わなかった”ようだ。そこで彼は“思い切った方法”に出る。路上に「看板広告を出す」ことに決めたのだ。どういう看板広告かというと、自分がポーズをとって笑いかけている姿と共に「お見合い結婚からぼくを救って」という文字が入っている看板だ。この巨大な看板を多数作って、車の往来の激しい場所に設置する。何十万円という広告費だ。イスラム教徒の場合、結婚は「デートを重ねて決める」ものではなくて「お互いの直感で決める」もののようだ。つまり、デートなど無しで一気に結婚へと進む。それなら“お見合い”と変わりがないではないかと私などは思うが、それでも多数の女性たちの中から“自分好みの相手”を選択するという違いがある。とにかく、そういうことで彼は“看板広告”に賭けた。すると、どうだろう。マスコミに取り上げられたことで注目が集まり、世界中の女性たちから「結婚の申し込み」が届いているのだという。欧米だけでなく、アフリカやアジアからも応募と問い合わせが来る。もしかすると、日本でも“看板広告”を使えば「世界中から花嫁交付がやって来る」かどうか……責任は持てない。
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