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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


貯蓄「ゼロ~100万円未満」が単身世帯で42%‼


「日本」の経済力が劣ってきていることは誰もが知っていることだが、それにしても……という統計がまた一つ公表された。それによると、単身世帯の場合には“貯蓄ゼロ”という世帯が33.3%で“100万円未満”という世帯が8.5%もいるのだという。合わせると約42%の世帯が貯蓄100万円未満だということになる。つまり“生活費に余裕のない世帯”が4割に達している……ということだ。もちろん、これは単身世帯の場合で、二人以上の世帯では“貯蓄ゼロ”が21.0%で“100万円未満”が5.9%と変化する。それでも約27%は同様な世帯だ。「国民の9割以上が中流階級」と言っていたのは、いつの時代だったか。少なくとも、生活費に余裕のない世帯は“中流階級”とは言い難い。では、どうして、こういうことになってしまったのだろう。私が思うに「日本」が“デフレ”に陥ったことが、国民全体の“生活レベル”を押し下げ、結果的に「国」全体が貧しくなっていったのだと思う。その一方で、世界の国々が、特に東南アジアの国々の経済力が上昇してきたことも、日本の経済力が徐々に低下したことを、より際立たせているよう思われる。その“経済力の指針”となるのが各国の“主要な株価”だ。つまり「日本」の場合には1989年の年末をピークとして「日経平均」が急落した。ピーク時の価格は38915円であった。この価格をピークとして翌年以降「日経平均」はどんどん下落していった。それに伴って、徐々に「日本」の経済力も落ちて行ったのだ。ここで注目すべきは、落ちて行ったのだが、それは株価チャートほど“極端な下降ライン”には視えなかった……ということだ。しかも、それは“少し遅れて(1年~2年)”やってきた。だから実際の日本の経済の破綻は1990年よりも1991年頃にやって来ている。そして、わたしが言いたいのは、今現在「日本の株価」は、そのピーク時の頃に戻って、34年くらい経って、今年やっと戻って一時的には“それ”を抜いたのだが、8月に急落があって今現在は再び38414円が昨日の“終値”だ。つまり、バブルのピーク時より500円ほど低い価格だ。せっかく一時的には抜いたのに、再び低下してしまっている。実際、今年は…というより去年あたりからだが「日本」にも“インフレ”の波がやって来ている。とにかく「日本」の経済力を全体的に押し上げるためには、デフレからインフレへと転換しなければならなかったので、そういう意味ではようやく“その階段”を上り始めた感がある。ただ株価はバブル期より、また下に行ってしまっているので、何とか早いうちに39000円台に引き上げ、そして40000万円台を定着させなければならない。そうしないと「日本」の経済そのものが“上向いて”行かないからだ。今年の年末時に“バブル期を下廻っている”ようだと、来年以降の「日本」が、危ない。
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